
武内孝祐先生が担当する授業「スポーツ理学療法学演習」「スポーツトレーナー特論」の特長は、理学療法学科の科目でありながら、テーピング、トレーニング、救急対応などについて学べるところです。スポーツトレーナーとしても活躍している、武内先生ならではの内容です。授業では、スポーツの現場で起こり得る事故や、スポーツの現場における救急医学と基本的な応急処置、代表的なスポーツ障害とそれに応じたアスレティックリハビリテーションなどについて学ぶことができます。また、実践的な学びを重視している点も特長。学生たちは、テーピングの練習をしたり、トレーニングを自ら体験したりしながら、知識を身につけていきます。「スポーツトレーナー特論」では、プロスポーツチームやスポーツ強豪校でのインターンシップに参加する機会もあります。

トレーニングの方法や効果を身をもって学習できる授業。実務経験豊富な武内先生が、分かりやすく教えます
スポーツ障害やアスレティックリハビリテーションに関する知識と技術を学ぶ授業です。全15回の授業のうち、「テーピングの理論と実践」の回では、非弾性テープと弾性テープを実際に巻きながら、足関節や肩関節の動きを確認します。「応急処置」の回では、心肺蘇生法や搬送法のほか、アキレス腱断裂、熱中症、脳震盪などが発生したときの応急処置を学びます。「競技別アスレティックリハビリテーションの実践」の回では、与えられた架空の患者に対して、競技に復帰するための理学療法を考案・発表するグループワークに取り組みます。

テーピング指導の様子。実演をしながら、上手に巻くコツや注意点を丁寧に解説。この後、各自で実践します
スポーツトレーナーの仕事を実践的に学ぶ授業です。学生たちは、プロスポーツチームでのインターンシップなどに挑戦します。このインターンシップの特徴は、先生が過度に介入しないこと。プロが集まる現場に学生が一人で飛び込み、チームの一員として活動します。コーチや監督とコミュニケーションをとるのも学生自身。責任感や自主性などが求められます。「困難を感じることもあると思いますが、社会性を身につける良い機会になるはず」と言う武内先生。インターンシップの経験者は、主体的に発言や行動ができるようになるといいます。

筋力や柔軟性を測る装置。実習室の機器も活用しながら、理学療法やスポーツトレーニングを学びます
「トレーナーは、トレーニング経験者であるべし」と考える武内先生の授業は、トレーニングを体験する機会が豊富。スポーツトレーナーの仕事に興味がある人はもちろん、体を動かすことが好きな人にもおすすめです。

学生時代はサッカー部に所属していた武内先生。大学院生のときは、ラグビー部のトレーナーを務めました
武内孝祐先生の研究テーマは、ストレッチング、障害予防、スポーツ医科学、スポーツ運動学・バイオメカニクスなど。神戸大学医学部保健学科を卒業し、その後、筑波大学大学院人間総合科学研究科体育学専攻で体育学修士を、同研究科スポーツ医学専攻でスポーツ医学博士を取得した。上記の授業のほか、「運動器障害理学療法学」なども担当。本学の教員を務めながら、スポーツトレーナーとしても活動している。
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