大学時代にメディアに関する研究をする中で情報を発信することが人々の暮らしの役に立つと感じるように。そこから「メディアの力で地元・岩手の暮らしを豊かにしたい!」という思いを持ち、県内トップの発行部数を誇る地元新聞社に就職を決めました。現在は、新聞に掲載される広告枠を提案・販売する営業職として働いています。仕事では広告掲載を通してお客様が事業やサービスの魅力をどう伝えたいか?どんな風にイメージアップしたいか?をヒアリングした上で、費用にも配慮したご提案ができるように心掛けています。最終的に提案した広告が形になり、お客様から「ありがとう」の言葉をもらえる瞬間は頑張って良かったと思えます。
英語文化学科では、英語によるコミュニケーションをはじめ、英語圏の文化や文学などについて学びました。授業はどれも実践的なものばかりで、ただ知識を身につけるというよりも、実社会で使えるように配慮されているのは良かったです。特にグループワークとプレゼンテーションを通して、自分たちの考えを形にする授業はおもしろく、ためになりました。グループワークの中で自分とは違う意見を持つ人とお互いが納得がいくまで話し合い、プレゼンテーションを行なった経験は、価値観が違う人との関わり方を学ぶ貴重な機会になりました。またチームプレイや資料づくりも経験し、すべてが今の新聞社での仕事で活かせていると実感しています。
今新聞は紙媒体がメインですが、WEBメディアなど、デジタルもうまく活用することで、新聞社ならではの正確で事実に基づいた情報をよりスピーディーに届けられるようになり、今後も多くの人のお役に立てると思います。実際に弊社では、デジタルにも注力しており、私たちも常に新しいものに目を向けることが重要だと考えています。その意味で、これから盛岡大学に進学を考えているみなさんには、学生時代にいろいろ経験してみることが大事だと伝えたいです。勉強や資格はもちろん、留学やアルバイトなど多彩な経験をすることで、視野も広がり、人間的にも幅が出てきます。学生時代の幅広い経験は、社会に出てからも役に立つと思います。
株式会社岩手日報社勤務/文学部 英語文化学科/2023年卒/興味のあった英語をはじめ、英語圏の国・地域の文化を学べることに魅力を感じて盛岡大学に進学を決めた細越さん。学生時代は、授業での英語学習をはじめ、自主的にTOEIC(R)LISTENING AND READING TESTの勉強を頑張り、充実した学生生活をおくった。現在は、地元岩手の新聞社で広告営業として活躍中。