
主な研究テーマは「持続可能なまちづくり」と「小さなトランスフォーメーション」です。前者は、職場の拓殖大学がある八王子市(高尾)や、自宅のある飯能市名栗地区をフィールドとして、サステナブルなコミュニティをどのように実装していけるのかを探っています。後者は、教育実践に関する研究です。生活習慣や思考パターン、他者との関わり方など、日常の中に潜む小さな「ゆらぎ」に焦点を当てて、学び手の内側でどのように持続的な変化や学びが立ち上がっていくのか、そのプロセスに注目しています。この二つの研究テーマに共通する研究フィールドは、地域コミュニティ、市民活動、そして学校・大学における学びの場です。当事者との対話や事例研究を重ねながら、変化がどのように連鎖し、広がっていくのかを明らかにしていきます。

英国トットネスでの在外研究時に、平和活動家で思想家のサティシュ・クマール氏を訪ねました。
石川ゼミのテーマは、開設当時から一貫して「持続可能性(サステナビリティ)」。2年ゼミではテキストベースで土台作りをし、3年以降はPBL(Project Based Learning)で、自分たちの問題意識から発するプロジェクトを実践します。これまでに、お笑い芸人さんを招き、笑いの力でSDGsを広めるワークショップや、フードロスや食の多様性理解を目的とした子ども食堂など、様々なプロジェクトを企画。また、地元八王子でサステナブルな活動をしている人に会って、その生き方・働き方を学ぶ機会も設けています。

山の再生に取り組むコモンフォレスト・ジャパンにガイドを依頼して、地元の高尾山でツアーを実施しました。
私たちが見るもの・経験することの多くは、限定的な場での「常識」だったりします。そこを批判的に見ることは、一人ひとりの生き方を豊かにするだけでなく、みんなが望む未来を形づくることにも繋がっていきます。

マラソンが趣味の石川先生。拓殖大学教職員チームのランナーとして、地元八王子の駅伝にも出場したそう。
専門科目:SDGs基礎、開発教育、観光と開発、グローバルファシリテーション など
略歴:1998年東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了。2000年に東和大学国際教育研究所研究員となり、2004年に拓殖大学国際開発教育センターに赴任。2008年拓殖大学国際開発研究所助教、2013年同研究所准教授、2015年拓殖大学国際学部准教授を経て、2026年4月より同学部教授となり現在に至る。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。



