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  • 佐藤 礼子講師(分子腫瘍学、分子生物学)

私立大学/東京

トウキョウヤッカダイガク

こんな先生・教授から学べます

「がん根治」を目指して、研究を続ける先生

分子腫瘍学、分子生物学
生命科学部 生命医科学科
佐藤 礼子講師
先生の取組み内容

「ゲノム情報医科学研究室」の中でも私の研究の最終着地点は「がん根治」になります。近年、様々な新しい治療法の出現により、がんの治療効果は上昇してきていますが、根治しない症例も多くあります。がん細胞が生き残っていく分子メカニズムをより多く明らかにし、標的となるタンパク質(ターゲット)を見つけ、それをブロックする化合物を探索すること(スクリーニング)がより多くの治療薬の開発に繋がっていきます。患者さんの負担にならないよう副作用の少ない薬の開発を目指しています。

がん細胞を死滅させる化合物を探し、より良い治療薬に繋げるために、日々奮闘中

授業・ゼミの雰囲気

「課題解決能力」を導き、「自主性」を伸ばし、「プレゼンテーション能力」を磨く研究室

「面白いアイデアがあったら教えてね」と学生に声がけをした後は、各自が研究テーマに必要な情報は論文検索で調べたりしながら研究を進めていきます。実験が上手くいかない時は佐藤先生がアドバイスをしたり、学生自身も試行錯誤しながら解決していくことで課題解決能力が導かれます。研究室内では定期的に発表の機会が設けられたり、修士課程の学生は毎年学会でも発表。また、ジャーナルセミナーでは、トップレベルの科学論文を学生が分かりやすく紹介するなどプレゼンテーション能力を磨くことも大切とされています。

学生が実験に行き詰った時は、アドバイスをして乗り越えられるようサポート

キミへのメッセージ

何万個の化合物を探索し、一緒にがん根治を目指しましょう!

新たな治療標的や薬の種を見つける研究を行っています。何万個とある化合物の中から良いものを探索するために、柔軟なアイデアと探しぬく根性がある高校生のみなさん!私達と一緒に、新しい薬の種を見つけましょう。

佐藤 礼子講師

東京大学理学系研究科博士課程を修了(博士〈理学〉取得)後、5年間「国立がんセンター研究所」へ。2011年から東京薬科大学 生命科学部「ゲノム病態医科学研究室」助教に就任し現在に至る。学生に自由な研究環境を与えられるよう心がけているのも、学生時代、自由に研究させてもらえたご自身の体験からだとか。オフの日はテニスやバドミントンを楽しむほか、研究室でも年二回のスポーツ大会に積極的に参加している。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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