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私立大学/宮城

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東北学院大学、学生チームが「SDGs探究AWARDS 2021」学生部門で最優秀賞を初受賞
2022/4/7
東北学院大学在学生12名の有志で構成する「パン店活性化チーム」が、一般社団法人未来教育推進機構(UMEDAI)主催「SDGs探究AWARDS 2021」の学生部門において、同学として初となる最優秀賞を受賞した。



「SDGs探究AWARDS 2021」は中学生、高校生、大学生などを対象に、持続可能な社会の実現を目指すために国連が掲げる「SDGs(持続可能な開発目標)」をテーマとした探究活動の発表の場。



今年度は「世界の国や地域におけるSDGs達成のために、私たちができる、または実施しているアクションについて」というテーマの下、全国から全2,674件のエントリーがあった。



審査は学生部門・中高生部門に分かれて、エントリーシートとテーマに沿った作品を元に、着眼点や想像力、表現力、具体性などの観点から厳正な審査が行われ、優秀賞に選ばれた4団体の中から、3月13日(日)に最優秀賞が各部門1作品ずつ発表された。



東北学院大学パン店活性化チームからは、形や傷などを理由に市場に出回らない食材を活用した新商品パンの開発・販売企画を通じて、連携するパン店が理念として掲げる【持続可能】と【地産地消】を実現する取り組み「食べるSDGs」プロジェクトをエントリーした。



生産者・地域企業・消費者など大学に関係する多くの人と協働しながら学内でパンを販売し続け、さらには取組内容の検証・改善策の検討等も行った取り組みが評価され、受賞に至った。



メンバーの石川朱莉さん(文学部総合人文学科3年)は「栄誉ある賞をいただきありがとうございます。この取り組みを一回で終わらせることなく、今後もさらに良いものを目指して頑張っていきたいです」とコメントした。



この取り組みでは、今後も市場には出せないもののまだ食べられる規格外の野菜や果物、海産物など、パンの食材として利用可能な食材をご提供いただける生産者・事業者の方を募っている。同学が取り組む「食べるSDGs」にご賛同いただける方からの連絡も待っている。



なお、東北学院大学は、今回のような学生の実践的な学びの中で地域や地域企業と関わり、地域、地域企業が抱える課題解決に向けた取り組みを今後も継続的に行っていく予定だ。



◆「食べるSDGs」プロジェクトについて

 「食べるSDGs」プロジェクトは、東北学院大学在学生12名で構成されるメンバーが主体となり、同学土樋キャンパスに出店中の「土樋パン製作所」と協働した取り組み。同店が理念として掲げる【持続可能】と【地産地消】について、学生と同店の方が議論する中、メンバー学生の祖父母が経営するリンゴ農園で廃棄されるリンゴがあることに気づいた。ここから、取り組みの方向性が「食べるSDGs」に定まり、傷や変形などを理由に市場に流通しない(廃棄される)規格外のリンゴを使用してパンを開発・販売することになった。

 一方、商品として販売するだけではなく、顧客に【持続可能】と【地産地消】の理解と意識醸成を促進するため、ポスター班とSNS班に分かれて広報活動にも取り組んだ。商品化された3種類のパンは、1月11日からリンゴが無くなる31日までの間、期間限定で約500個を販売し、全て完売した。この取り組みにより、約250個(約65kg)のリンゴの廃棄を防ぐことに繋がり、食品ロスの削減に貢献することができた。



◆関連リンク

 SDGs探究AWARDS 2021

https://sdgs-awards.umedai.jp/winner.html



■詳細リンク先(https://www.tohoku-gakuin.ac.jp/info/top/220323-2.html)
東北学院大学(私立大学/宮城)
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