
データがあるだけでは価値は生まれません。どんなデータも、取得・記述・解析・モデリング、そして解釈や評価という流れを経て、「知」が形づくられていきます。北里大学未来工学部のデータモデリング研究室が取り組むのは、データを通して自然や社会のしくみを理解すること。世の中にあふれるさまざまなデータから、環境問題や医療、社会の動きなどについて「なぜこの現象が起きているのか」「どこが大事なポイントか」「将来どう変わりそうか」を考えるための思考や視点(モデル)を研究の中心に置いています。ここで身につくのは「結果を見る力」ではなく「なぜその結果になるのかを説明する力」。この力は、データサイエンティスト、研究職、医療・環境分野、企業コンサルティングなど、将来あらゆる分野で通用する「考え方の基礎体力」になります。

データを丁寧に読み解くことで生まれる「なぜ」が、すべてのはじまり
研究室では、データ、教員、メンバーとの対話を重視しています。教員が一方的に教えるのではなく、学生と一緒に「どう考えるか」「なぜこの操作をするのか」「この結果は何を意味するのか」を探っていきます。最初から答えが決まっている課題ではなく、問いを考える時間を大切にしながら、発表や議論を通して自分の考えを説明する力を身につけます。データには分野の垣根も国境もありません。環境や医療、社会の動きなど、さまざまな分野の実データを扱い、国内外の研究者と連携しながら、世界的な視点で物事を考える力も養います。

データ、教員、メンバーで対話を重ね「なぜ」から「どうして」へ、問いの視点を昇華させていきます
数学や理科の考え方が好きだった人、グラフや資料を見るのが苦ではない人は、この研究を楽しめるはず。すぐに答えを求めるのではなく、「急がず、休まず、諦めず、考え抜く人」が成長できる研究室です。

左から島津秀康教授、力丸佑紀准教授、ウ ニクハン助教
北里大学未来工学部データサイエンス学科 データモデリング研究室は、相模原キャンパス(神奈川県相模原市)に所在。指導教員として、島津秀康教授、力丸佑紀准教授、ウ ニクハン助教の計3名が所属している。
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