
日本の乳幼児教育は「環境を通して」行う教育で、先生が教えこむのではなく、子どもが自然に学べるように環境を整え、自分で学びたくなる世界をつくり経験を積み重ねていく教育です。子どもにとっての良い環境について考えるとともに、保育者にとっての環境(労働環境含め)を整えることも大切です。
子どもたちが生き生きと生活し遊ぶために、保育者自身も子どもと心を通わせながら、保育をたのしむことが大切だと考えています。その「たのしさ」の中には、子どもをよく観察し理解した上で、相当な計画や準備が必要です。子どもたちの成長を支え、子どもたちも保育者も一緒に「たのしい」を実感するためには、「計画と準備」と「子どもの視点」を常に忘れず子どもと接することが大切だと考えています。

子どもたちと一緒に保育者も心底楽しむことを忘れない!
保育者は「他者との関係性」の中で仕事をする職業です。子どものみならず、同僚や保護者、地域の方々とも関係を築いていく必要があります。授業では、ペアワークやグループワークを取り入れ「他者の意見を聞くこと」と同時に「自分の意見を表すこと」も大事にしています。自分の意見や考えを声に出したり、また、他者の意見や考えを聞くことで自分にはなかった考え方を取り入れたり考えるきっかけを作ったりしながら、自分自身の保育観や子ども観、遊び観を育めるようにと願いながら授業を展開しています。

授業の冒頭では、手遊びやわらべうた、ちょっとした遊び、おもちゃの紹介を行う
子どもたちの「たのしい」と自分自身の「たのしい」が一緒になった瞬間は言葉では言い表せない喜びに包まれます。毎日、毎時間、毎分、違っている保育の世界。子どもたちと一緒に成長し、自分の得意を強みにしよう!
大学卒業後、私立保育園、公立保育所(公務員)にて12年間保育士として勤務する。保育士をしながら大学院に通い、現職へ。子どもたちの成長において、学ぶ環境づくりがとても大切だと指導する寺地先生。先生もまた保育者を目指す学生のために、学ぶ環境を整え一緒に楽しく学んでいます。今日も保育学科では、真剣なまなざしの中に、未来へ向かう「たのしい」笑顔であふれています。
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