
子どもの成長や発達に遊びは不可欠です。保育における音楽遊びは、楽しい音楽体験を通して幼児の豊かな感性を育み、心と身体の成長に重要な役割を果たしています。私が担当する“こども音楽あそび研究会”では、スイスの音楽教育家エミール・ジャック=ダルクローズが考案した「身体的な動き」を取り入れた音楽教育方法「リトミック」を活用。子どもたちが大好きな音やリズム、ダンスなどを組み合わせた遊びで、音楽力や表現力、実践力を育みます。研究会に所属している学生からは、「先輩たちのイキイキとした様子を見てこの研究会を選んだ」「自分を表現できるのが楽しい!」「保育の場で使えるレパートリーが増える」という声があがり、楽しみながら実践力も磨ける学びを実感しているようです。

企画~発表まで学生が主体となって開催する音楽遊びのイベント。歌って、動いて子ども達と一緒に楽しみます
本学の隣地にある附属鹿児島第一幼稚園の園児を招いて、春のわくわくフェスティバルなど音楽遊びのイベントを年に4回行っています。子ども達が大好きな絵本の世界を音とリズムで表現したり、一緒に楽しめるゲームをしたり。園児を中心とした音楽遊びがメインの活動です。準備や練習は大変かもしれませんが、園児たちと直接触れ合い、嬉しそうな笑顔を見られるイベントは、学生たちにとってもやりがい十分。普段の学びの成果を発表するだけでなく、就職後にも役立つスキルを身につけられます。

イベント終了後の話し合いでは、良かった点、悪かった点を全員で振り返り、次回の学びに活かします
自信をもって子ども達の指導にあたるためには、指導者自身が体験し、楽しいと思えることが大切です。まずは自分が音楽遊びやリトミックを体験して、色々なことを感じながら音楽表現力や指導力を磨いていきましょう。

音楽、動き、遊びをキーワードに保育における音楽表現力や実践力育成をめざす中村 佳代子准教授
保育・教育現場での音楽の表現活動は日常的に行われています。こども音楽あそび研究会では、手遊び歌やこどものうた、絵本、楽器や小物,身体を使う音楽あそびを学生が主体となり立案・実践します。身体や楽器・小物など様々な素材を使った音楽遊びを研究・実践するとともに音楽的効果を学びます。
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