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静岡県認可/専修学校/静岡

ツジムラワフクセンモンガッコウ

私が教えたことが学生の力になり、仕立てた着物で喜んでくださる人がいることが喜び

本城さん
【この仕事や研究の魅力・やりがい】
辻村和服専門学校を卒業する前、「その技能を後輩である学生に伝えてほしい」と先生からお声掛けいただき、教員として働いています。同時に、一人の和裁士としての仕事もこなしています。教員も和裁士も、誰かのためになる仕事だというのが共通点。私が教えたことが学生の力になり、私が仕立てた着物で喜んでくださる人がいることが喜びなんです。実は以前から、人に教えてあげたり、頼られることが好きなんです。和裁士は一生続けられる仕事。とても特別な技能を要する仕事でもあり、長く続けられる専門職に携わっているということも、自分にとって誇りになっています。

【この分野・仕事を選んだきっかけ】
祖母が日本舞踊をしていて、その衣装を和裁士の母が仕立てていました。ですので、自然と小さい頃から着物や和裁士に興味を持っていました。高校では家庭科コースで浴衣を仕立てたこともあり、自分の手で何かを作る作業は好きだったんです。辻村和服専門学校は在学中に使う教材の多くが、実際の商品となる着物なんです。そのため、学生の頃から和裁士のプロとして、仕事の感覚を養いながら技術を伸ばせると思ったことが入学の決め手になりました。在学中に和裁技能士<国>2級の資格を取得したので、次は1級が取得できるようにこれからも学生と一緒に学んでいきたいですね。

【学校で学んだこと・学生時代】
学校は同年代が多く、設備も充実していて、楽しく学ぶことができました。訪問着、留め袖、振袖など、いろいろな着物を仕立てるための経験を積めたことも良かったです。私は県外出身なので学生寮に住んでいました。休日にはみんなでカラオケに行ったりして、そんな時間も楽しくて良い思い出です。それに、周りは手作業でモノを作ることの好きな子が多いので、着物に合わせられる小物の作り方を教えてもらったり、技術や情報を共有して、切磋琢磨し合えたという印象が強いですね。たとえば試験前にはスピードアップして仕立てる練習をしたり、みんなで同じ夢、目標に向かって頑張ることができました。

【経歴】
辻村和服専門学校 勤務/高等師範科 卒/2018年卒/
和裁士の教員としても活躍する母親の姿を見ていたこともあり、小さい頃から身近な存在だったという和裁士。出身は宮城県だが、学生時代から高い意識で和裁士として学べると感じて、辻村和服専門学校へ入学。「仕立てるスピードは他の人には劣っている」と本人は語るが、丁寧な仕立てが評価され、現在は教員として、さらに和裁士として勤務。「とにかく学生とコミュニケーションを取って、まず授業や学校が好きと思ってもらえるようにしたい」と話す。学生の理解力に合わせ、図で示したり、和柄の折り紙で説明するなど、創意工夫のある指導を心がけている。
辻村和服専門学校(専修学校/静岡)
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