4人組ロックバンドDeNeelのBa.(ベース)を担当しています。バンド活動をするうえで、お客さまに音源を聴いてもらうことはもちろんですが、僕は「ライブをすること」が醍醐味だと思ってます。ライブは本当に面白いモノで、例え同じセットリストや会場であったとしても、同じライブになる事はまずありません。その日のメンバーのコンディションや感情、お客さまの反応なども含め、色んなものを感じ取りながら、ベースという楽器を用いて自分達の音楽を表現します。ライブが終わった後、大きな拍手をいただいたり「楽しかった!」という声を聞くと、本当にバンドをやってて良かったなと感じます。
僕が音楽を始めたのは中学2年生の頃。当時仲が良かった先輩に、ヴィジュアル系バンドのライブ映像を見せてもらったことがきっかけです。その映像の中で、初めてベースソロというものを見て聴いて、とにかく電撃が走った感覚でした。その後ベースを始め、ひたすら1人で練習に打ち込む日々を送っていた中学時代。高校生になり現在のDeNeelのメンバーである Gt.(ギター)の浦野と運命的な出会いがあり、共にキャットミュージックカレッジ専門学校に入学したことが、今のDeNeelに大きくつながっています。
CATのプロミュージシャンコースでは、音楽史や楽器本体のことなど、ベース以外についても幅広い知識やスキルを学ぶことができました。その中で1番印象に残っているのは、他コースの学生と行う「バンドアンサンブル」の授業。この経験は、今のバンド活動にも一番生きていると思います。僕自身、周りに音楽をしている人がほとんどおらず、軽音楽部などもなかったので、様々なミュージシャンと課題曲でアンサンブルを行うこと自体が貴重な経験。いろんなことを感じ取り、吸収できる本当に刺激的な時間でした。また、授業以外でも選抜メンバーとして卒業生や先輩方とチームを組み、イベントなどに出演したことは、今でもとてもよい思い出です。
DeNeel Ba.担当/ミュージシャン学科 プロミュージシャンコース 卒/2018年卒/中学2年生の頃に観たバンドのライブ映像がきっかけで、ベースを始める。高校時代に現在のDeNeelのメンバーであるGt.浦野氏と出会い、共にキャットミュージックカレッジ専門学校へ進学。在学中の2017年に、"OSAKA REVIVAL POP"を掲げる4人組バンドDeNeelを結成。2019年からは拠点を東京へ移して精力的に活動している。将来の進路について、「とにかく気になる学科は、未経験であってもオープンキャンパスなどに参加して実際に触れることが大事!ぜひ将来のことは気にせず、自分の好きなことにチャレンジしてください」と高校生に熱いメッセージをくれた。