私が働いている『ルグラン軽井沢ホテル&リゾート』には約7万坪の広大な敷地があり、自然に囲まれたリゾートウエディングを提供しています。年間約500件の結婚式が行われていて、私はウエディングプランナーとして、結婚式をご検討されているお客様への会場案内をメインに行っています。仕事をするうえで一番大切にしているのはコミュニケーション。お客様はもちろんですが、スタッフ同志のコミュニケーションも重要で、日常会話や雑談も大切にしながら働いています。ご成約いただいたお客様より「高松さんの人柄で決めました」と、温かいお言葉をいただけることもあり、ウエディングプランナーとしてとてもやりがいを感じる瞬間です。
「人の役に立つ仕事に就きたい」この想いを軸に職業や進路を調べていた際に、両親の結婚式の話を聞きました。一生に一度の幸せな一日をお手伝いするウエディングプランナーは、新郎新婦にとって忘れられない存在になると知り、この仕事に魅力を感じたんです。また、仕事をしていく中で「幸せ」をたくさん感じられるのもブライダル業界ならではだと感じ、ウエディングプランナーをめざすことを決めました。この職場を選んだのは、専門学校時代の憧れの先輩が働いていたことがきっかけです。その先輩と一緒にブライダルを盛り上げたい、一緒に働いて刺激を受けたいと思い、先輩を追いかけるかたちで就職しました。
印象に残っているのは、卒業制作で模擬結婚式をクラス全員でプランニングしたことです。結婚式のテーマを決めて、そこに向かってゼロから企画し制作する難しさや楽しさなど、多くのことを学びました。この経験を通して、結婚式は一人では作れない、チームで作っていくんだということを強く感じるとともに、ブライダルの魅力も改めて実感できました。このコースではプランナーをめざす学生も、ドレスや和装、ブライダルコスメなどの知識を学びます。ブライダルに関連する幅広い知識を得られたことは、今の仕事でお客様にご案内する際にとても役立っています。先生方も一人ひとりに情熱をもって指導してくださり、充実した学生生活になりました。
株式会社グランベルホテル ルグラン軽井沢ホテル&リゾート勤務/ブライダルビジネス学科 ブライダルコース/2021年卒/在学中は授業を欠席しないことはもちろん、ブライダル関係のアルバイトもして、ウエディングプランナーをめざして一直線だったという高松さん。「やる時はやる」と自分の中で芯を作って学生時代を過ごすことが大切だと語ってくれた。「学生の時間は学生のうちしかありません!勉強や就職活動をする時はとことん頑張る、そして遊ぶ時もとことん遊ぶ、このメリハリを持って、学生生活を楽しんでください!」