時代とともに目まぐるしく変化していくファッションに、たった一つの正解はありません。しかし同時に、ファッションは無限の可能性を秘めていると考えています。そんなファッション業界で活躍するためには、様々なことにアンテナを張り巡らして、柔軟な発想と多角的な視点で物事をみる目が必要です。ファッションは服を着る人のライフスタイルや生き方にも影響を与え、アートやストリートカルチャー、アニメ、日本の伝統文化など、幅広いジャンルとも複雑に絡みあっています。私自身も学生時代には、ファッション以外のものからも数多くを吸収し、学びを深めました。だからこそ学生の皆さんには、好奇心を刺激するodaでのキャンパスライフを通じて感性と技術の両方を磨き、自分の好きなものをカタチにする楽しさを体感して欲しいと思っています。
ファッションテクニカル科の副担任を務める棚橋先生。年齢的な近さもあり、学生たちにとっては親しみやすく、頼れる存在だ。実習中はたえず教室を歩きまわり、学生一人ひとりの質問に細かに応じていた。また、先生自身のデザイン性の高い服の着こなしに目を留めた学生とは、「先生の今日の服、かわいいね!」「カタチはどうなってるの?」と、会話が弾む場面も。odaでは見るもの聞くものその全てが、確かな学びとなっている。
憧れのアーティストの衣装を手掛けたいという学生や、縫製を究めたいという学生など、学生たちの目指すものは様々です。まずはファッションが好きという思いを原点に、皆さんの夢に向かって一緒に頑張りましょう!
織田ファッション専門学校ファッションデザイン専攻科卒業後、株式会社ファッション須賀に入社。デザイナーとして子供服の企画・デザインに携わる。2022年より現職。