
私が担当する「理学療法評価法」では、様々な原因で障がいを持った方々に対して、専門的なリハビリテーションの知識・技術を提供し、身体機能や生活そのものを再構築することを目標に学習を進めます。授業では、まず人体の構造や人が動く仕組みを深く理解することから始めます。その上で、対象となる方の体の機能を正確に評価・検査し、原因を分析して、一人ひとりに最適な治療方法へと繋げていくプロセスを学びます。また、リハビリテーションの技術は、スポーツ傷害のケアや、身体機能の低下を防ぐ介護予防など、広い分野でも活かすことができます。そのためには、対象者の身体機能だけでなく、生活機能や生活の質(QOL)も適切に評価できる視点を持つことが重要だと考えています。

実際の臨床現場で使用されている機器を使用して、より実践的な演習を行っています。
この授業の特徴は、体の動きを実際に評価する技術や基準を身につけるため、座学だけでなく演習を多く取り入れているところです。授業では学生同士のペアやグループを作り、お互いの不十分な点をアドバイスし合い修正するなど、協力しながら実践的に学びます。最終的には、模擬患者さんに対して正確に評価・検査を実施できるかどうか、実技試験で達成度を確認します。演習授業には複数の教員がサポートにつき、学生の苦手なポイントを個別にアドバイスする体制を整えているため、正しい知識・技術をしっかり身につけていくことが可能です。

学生同士で関節可動域の測定などを実践。互いにフィードバックし合いながら理解を深めます。
理学療法士は、人体の仕組みを理解し対象者の状態を評価する思考過程が重要です。物事を多角的に考え原因を探るのが得意な人や、対象者の回復を共に喜べる人に向いていると思います。

学生一人ひとりの疑問に丁寧に答え、理解を深めさせています。
専門分野:理学療法
専門学校仙台総合医療大学校で「理学療法評価法」を担当する吉田先生。人間の関節可動域の測り方や筋力測定の仕方の基準を学び、実践に移せるよう臨床現場で使用する器具を用いた演習を通じて、人体の構造理解から身体機能・生活機能の再構築の考え方を深めます。また、理学療法士国家資格を取得しスポーツ分野や脳血管疾患領域、介護予防、発達支援など広い領域で活躍できるスペシャリスト育成に尽力している。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。