「THE NORTH FACE」の店舗で、主に接客やレジ業務を行っています。お客様には積極的にお声がけして、最初のアクションに注目します。購入を前提とされている場合には自分からご提案しますが、一つのアイテムにもたくさんの商品があるので、好みにぴったり合うものをご提案するのは難しいですね。商品知識を深めるために、店長や副店長にロールプレイングしてもらったり、休みの日には他店へ買い物に行ったりしています。それだけに、「あなたに対応してもらってよかった」とお客様から声をかけていただけるとやりがいを感じます。これからリピーターのお客様を増やして、将来は「野澤さんはいますか?」と指名していただける存在になりたいです。
中学時代、バドミントンをしていたことがきっかけで、スポーツに関わる仕事に就きたいと思うようになりました。高校生になってスポーツショップでアルバイトを始め、商品を提供することでスポーツ業界を支えられる販売の仕事に魅力を感じました。TSBに入学し、スポーツマーケティングやプロダクトデザインなどを学んで、よりその思いが強くなったように感じています。スポーツメーカーというとスパイクやラケット、バットなどの道具類を提供する会社が思い浮かぶと思いますが、私が就職したゴールドウインはウェアから日本のスポーツ業界を支えている会社。今は仕事もプライベートも大切にできる環境で、充実した毎日を過ごしています。
企業とコラボレーションする授業があり、中でも思い出に残っているのは、JR東日本と行ったウォーキングイベントです。一般の方に参加していただき、駅からハイキングしてもらうイベントなのですが、グループに分かれてルートを提案し合ったり、どういう形で告知・募集するかを相談したり、一つ一つ自分たちで考えて進められたのが貴重な経験になりました。特に、JR東日本のオフィスに行ってミーティングやプレゼンテーションをしたことは、社会人になってから非常に役に立っています。これ以外にも、学内のスポーツイベントを自分たちで企画運営するなど、座学で学んだ知識を実践する場がたくさんあり、とても恵まれた学生生活でした。
株式会社ゴールドウイン 勤務/スポーツビジネス学科/2022年3月卒/TSBを卒業後、スポーツアパレルメーカー「ゴールドウイン」に入社。同社が手がける人気ブランド「THE NORTH FACE」の店舗で勤務している。学生時代は学内のスポーツイベントを企画運営するなど、さまざまな場面で活躍してきた。「スポーツマーケティング専攻の授業は、スポーツに関する知識だけでなく、いろいろなことにチャレンジすることの大切さを実感することができました」。