結婚式での新郎新婦様のドレスやタキシード、ご列席の皆様の衣裳などをスタイリングするのが私の仕事です。お客様には、衣裳を選ぶ、アクセサリーなどの小物合わせ、最終セッティングと、少ない方でもだいたい3回ほどご来店いただくことになります。お客様の好みを聞くのはもちろんですが、プライベートの部分など細かいところまでお話を伺った上で、お客様に合ったものをご提案するようにしています。お客様にご指名をいただいたり、お礼の言葉をいただいたときはとても嬉しいですね。お客様の特別な日に携わることができる、とてもやりがいのある仕事です! 私自身も、心からの笑顔でお客様に接したいので、一緒に楽しむよう心がけています。
ブライダルの勉強だけでなく、ヘアメイクや洋裁、色彩の授業など、さまざまな分野が学べることに魅力を感じ、東京文化ブライダル専門学校に入学しました。在学中、印象に残っているのはドレスショーですね。自分で着たいドレスをゼロから作りました。デザインから縫製、モデルまですべて自分で手がけたんです! オーダーメイドのドレスを作るのは、きっと最初で最後だと思うので、とてもいい経験ができてよかったです。また、ヘアや色彩などについても学んでいたので、現場に出てからもアイデアの幅が広がり、お客様にも喜んでいただいています。いろいろな知識を持っていることは、強みになりますね。
この仕事を目指すなら、普段から流行に敏感になっておくといいと思います。雑誌などを見るのもいいですし、実際のドレスをたくさん見るのもいいですね。今、どんなものが流行っているのかを把握することや、素材ごとにどんな印象を与えるのかなども、意識しておくと役に立つと思います。いつも想像力を膨らませておくことが大切です。「ブライダルの仕事は大変そう」と、よく周りから言われますが、そんなことはないですよ。お客様の特別な日のお手伝いができる、とてもステキな仕事です!
株式会社イノセントリー/ブライダル科/2015年3月卒/高校生のときに見た映画「マンマ・ミーア!」に出てくるウェディングドレスのシーンを観て、ドレスに携わる仕事がしたいと思い、現在の道へ。在学中には、ブライダルについてはもちろんのこと、美容などさまざまな分野について学んだ。休日は、外出することが多いという佐々木さん。中でもテーマパークが大好きでよく行くそうだ。