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私立大学/大阪

オオサカトキワカイダイガク

現校名 常磐会学園大学 2025年4月名称変更予定

専門性に加え、粘り強さと説得力も身につける。社会で通用する人へ。

中村 哲也 先生
 ひとつの授業スタイルであるグループワークなど、協動授業に関する分野が私自身の専門になります。
 
 しかし研究室では、私の専門にとらわれず、自由に卒業論文のテーマを設定してもらっています。
 
 いじめ、学童保育、動機付け、グループワーク、兄弟関係による性格の違い、発達障害、LGBTなど、実に多種多様。教育・保育全般を守備範囲としているのが、私の研究室の特徴です。

 学生を指導する上で意識していることは《二人三脚》。
 
 テーマを探す段階から学生一人ひとりに関わります。大学の図書館へ一緒に足を運び「本のタイトルからヒントをもらうとよい」などアドバイスしながら、学生の興味・関心を引き出します。
 
 テーマが決まれば、インターネットで情報を収集する、文献を読み込むなどに取り組んでもらいます。研究にはリサーチも必要です。リサーチを行う小学校などにアポイントを取るための電話のかけ方から指導し、場合によっては同行して、学生とともにインタビューを行います。
 
 実習先やアルバイトをしている学童保育などでも、学生は独自に現場の情報を集めています。

 テーマを追究し論文にするには時間がかかるものです。私の場合、工程を細かく切り、期限とそれまでに行う内容を決め、課題を提出してもらうようにしています。
 
 期限を守れなかった学生が次第に守るようになる、内容がだんだんよくなるなど、学生は成長を見せてくれます。
 
 自分で見たこと、感じたことをまとめた卒業論文からは、大きな達成感が感じられ、同時に深く説得力があり、私自身、参考にしたいと、刺激を受けることが多々あります。
 
 学生は、コンスタントに取り組むことで、粘り強さと説得力を獲得します。

 研究室の卒業生の進路は、小学校、幼稚園、保育所、企業などさまざまですが、それら2つの力は、社会人として不可欠なもの。

 学生には、私の研究室で過ごす時間の中で、社会に通用する力を身につけ、しっかりした社会人になってほしいと期待しています。
大阪常磐会大学(私立大学/大阪)
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