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私立大学/愛知

アイチトウホウダイガク

楽しみながら努力と挑戦を続ける

富山北部高等学校
應矢 衣里 2020年度入学
【富山から名古屋へ、コロナに振り回された1−2年生の時期】

-こんにちは! まず、簡単に自己紹介をお願いします。
はい、人間健康学部4年の應矢衣里です、富山県出身で心理系に興味があり、勉強をしています。
学びとは異なりますが、興味のあるファッション業界、特に繊維商社等で就職活動をしていました。
最近はオープンキャンパスのスタッフやゲストハウス「TOHO Learning House」のアルバイトなど、色々と活動をしています!

― 色々とご紹介いただきましたが、まずは進路についてお伺いします。
名古屋への進学はもともと視野に入れていたのでしょうか?
元々心理系を学びたいなという気持ちがあって大学を探していました。
公認心理師や資格を目指すということではなく、人との関わりが好きなので対人心理や行動心理などを学びたいと考えてました。元々結構考え込みがちな性格で(笑)
富山にはなかなか大学の数も少ないので学部としての選択肢も限られていました。
愛知県内の他大学も受験しながら、結果的に愛知東邦大学へ進学しようと決めました。
名古屋を選んだのは、東京や大阪は少し遠さなど不安な点も多かったので、丁度良い距離感で色々とチャレンジも出来るのは名古屋かなと考えました。

―なるほど、選択肢を吟味しての進学だったということですね。
入学後はどんな感じでしたか?コロナで規制だらけの1年生だったと思いますが・・・
もう何もできなくて最悪でしたね(笑)
元々人と関わることが好きで、高校時代までは交友関係も広くていつも楽しい環境だったのですが、期待した大学生活がいきなりコロナで全く大学に行けない、新しい環境で友達もいない、アルバイトも出来ない。 本当に「一体何をしにきたんだろう??」って自分が置かれている状況を受け入れられない毎日でした。
何も出来なかったので、一旦富山に戻ってオンラインで講義を受けてという期間が2年近くありましたね。多分軽く病んでたと思います(笑)

―ということは、3年生でようやく対面講義が復活して大学生活が始まったという感覚だったんでしょうか。
そうですね、ようやく大学生活だ!と思ったら「あれ?もう就職活動??」という感じでしたね。

【3年生、大学生活の本格スタートと就職活動】

―大学生活始まって即就職活動はなかなか大変でしたね。
キャリア支援のイベント:「じぶんブランディング・キャリア」で大学のサポートを受け始めてから頻繁に大学で見かけるようになりましたよね。
はい、丁度就職活動どうしようかなって考えてた時に大学の就活サポートのイベントがあって、何となく申し込みました。

―そこからはかなりハードな就職活動をされていましたが、その辺りのこと聞かせていただいても良いでしょうか。
はい、元々行動心理に興味があって学部を選んだんですが、ファッションにも興味があってファッションによってポジティブな気持ちや、人間関係が築けたり、消費者の心理ってどうなんだろうということに漠然とした興味がありました。 その流れで初めはファッション関連、特に繊維商社を片っ端からエントリーしてました。

―その結果は・・・
全滅でした(笑) もう本当に苦しかったですね、迷走してました。
その後に広告業界にもトライしたんですが、結果が出ずという感じで。相当落ち込みました。
ただやっていく内に自分は何をしたいのか、どんなことに心動かされるのか、得意・不得意やどんな性格か、将来どのような姿になっていたいのかということをしっかり考えなきゃいけないということに気づいたりしました。  
これまで自分について意識的に考えることがなかったので、いざ自己分析をしてもなかなか答えが見つからず、さまよっていましたね。  
同じ時期にキャリア支援の職員の方からは映画やニュースを徹底的にみたり、企業のIR情報をしっかり見ないとダメだって言われてたんですが、初めは「そんな時間無いよ!!」って感じでした(笑)  
でも企業研究とかをしていくにつれて、そうした遠回りだけど、ある意味本質を見極める為の視点が自分の目指す業界には必要とされているんだなと気づきました。

―映画やニュース大事ですね、今はどうでしょう?
全くみる機会がなかったワールドビジネスサテライトなどしっかり見てます、あと映画も海外の映画など、得るものはすごく多いなと感じてます。

―苦しい時期を過ごして、業界の方向性も変わっていきましたよね。
そうなんです、上手くいかなかった時期にどの業界・企業も課題はIT、DXということを掲げられていたのと、その時期に大学から紹介されたキャリア支援の先生方が口を揃えて「ITが向いているのでは?」とアドバイスをくださいました。
そこから、IT業界に興味が出てきました。
ただ、比較的規模の大きい企業にトライをしていたので本当にこのままで良いのか、自分が受かるのかずっと不安なままでした

―そうした試行錯誤の時期を乗り越えてようやく内定が出始めて・・・
そうですね、IT業界、エンターテインメント業界などソーシャルDXをメインとする全国・グローバル規模の企業から内定を頂けて、一つ一つの会社に本気で取り組んでいたので、本当に嬉しかったです。
就活を始めた当初は一次面接に受かっただけでも嬉しかったのですが、なかなか上手くいかない、内定が出ない時期を経験し、段々と最終面接に至るまで喜びなどは感じずに不安が常につきまとっていました。
そんな状況だったので内定をもらえたときは、達成感と安堵感から涙が出ました。
きっと自分の業界への適正もあったのだと思いますが、自己分析がいかに大事かということを痛感しました。

【就職活動での学び】

―内定が出た時、本当に喜んでましたよね。就職活動を通して学ばれたことはありますか?
そうですね、遠回りかもしれませんが、自分の考えや価値観だけに捉われないように、周囲の人やモノに触れ合うことの大切さですね。  
周囲と交流をとることで、以前の自分にはなかった知識やコミュニケーション力がついたり、日常でのアウトプットの場ができたりしました。
それにより自分に自信がつき、面接での面接官との”対話”ですごく活かせました。
また面接を通して、多角的な視点を持っているかを問われていると感じることが多くあったので、ニュースだけでなく本や映画などのメディアからも情報と知識を得ることがすごく大事だということを学びました。  
時間がなくてもやった方が良いですね(笑)  
あとは粘り強さ、負けず嫌いな性格、これも大事だったなと思います。
しっかりと企業研究や自分の適性なども含めて努力すること、あと大学での生活、特に学業成績も規模の大きい企業になると見られるということが分かりました。  
中途半端にならず苦しくても努力し続ける覚悟が大事なんだと思いました。

―多角的な視点と覚悟、大事ですね!
 粘り強さは確かに一級品でしたね(笑)  学部での学びはどんな形で活かせたのでしょうか。
はい、心理学を中心に学びながらも、社会福祉系や栄養系、IT系など幅広く科目をとっていました。
心理学といっても、臨床心理学から犯罪心理学、発達心理学など様々な分野を勉強してきました。特に対人における心理学では、実際に生徒同士でカウンセリングや心理学実験を行いました。
その中で、人との適切な関わり方やより良い関係の構築について学ぶことが出来ました。こうした講義のおかげでコミュニケーション力が高まったと考えていますし、就職活動の場面でも非常に役に立ちました。

―貴重な体験談をお話頂き、ありがとうございました。
最後に今から卒業に向けてどのように学生生活を過ごされたいか、また学生さんへのメッセージをお願いします。
そうですね、はじめにお話したようにコロナでたくさんの機会を失くしてしまって、本当ならボランティアや留学など、たくさん挑戦してみたいことがありました。 なので今からでも出来ることを精一杯やろうと考えています。
TOHO Learning Houseやオープンキャンパスでの活動は新しい友人や先生方と知り合えるチャンスですし、自分の世界が更に広がる機会だと思ってます。どんどん積極的に活動していこうと考えています!  
学生の皆さんには、特に規模の大きい企業への挑戦や、やりたいことに対して迷っている方には、努力は大変だけどしっかりと覚悟を持って継続していけばチャンスはあるんだということを伝えたいです。自分もこれからも努力を継続していきたいと思っています。 
この大学には本当に色々なことを教えてくれたりサポートしてくれる先生方や環境があるので、悩んだり、やりたいことがあるなら迷わず相談して欲しいなと思います。どんどん世界が広がりますよ!

―良いですね、ありがとうございます! またどんな楽しい経験があったか聞かせください!
 今日はありがとうございました!
愛知東邦大学(私立大学/愛知)
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