作業療法学を学ぶことで、広がる将来の仕事
身につくのは、患者さんの苦しみを考えられる想像力と実技技能力
作業療法士に必要なのは、患者さんの病気の原因と発生する症状からどのような苦しみを抱えているのか考えられる想像力。作業療法士が行う検査方法も学ぶので実技技能も身につくとのこと。袴田先生にお聞きしました。
作業療法学
作業療法学科
袴田 亮一先生
- 身体障害作業療法治療学I
- 太田医療技術専門学校卒業後、医療法人嵐藍会不動ヶ丘病院勤務。2008年日本赤十字社大田原赤十字病院勤務などを経て2022年太田医療技術専門学校に入職。
卒業生は、作業療法士として急性期・回復期の病院で活躍
さまざまな病気の機序、病態、後遺症を学び必要なリハビリテーションを届ける
私が担当している講義内容は、身体障害作業療法治療学で、様々な病気の機序、病態、後遺症を学びます。近年、日本では高齢者の増加に加え、生活習慣の著しい変化に伴い疾患の傾向も変わりつつあります。また、現代医学の発展に伴い、命が助かることは増えましたが、後遺症に苦しむ人々は増えており、リハビリテーションの必要性は増している印象を受けるので、作業療法士はさらに求められる存在となっていくでしょう。
精神障害・身体障害・発達障害など幅広い分野で活躍!
卒業後は、一般病院に就職する方が多い他、介護保険下で行われている、通所・訪問リハビリテーションに入職される方もいます。作業療法士は、精神障害・身体障害・発達障害など幅広い分野で必要とされているので、きっとご自身にあった仕事、やってみたい仕事が見つかるでしょう。
作業療法に興味がある高校生へのメッセージ
皆さんが高校時代に取り組む趣味や部活動、友人との遊びなど、経験の全てが作業療法士として必要となります。患者さんが病気になった後の第2の人生のスタートをお手伝いできる仕事なのでとてもやりがいがあります。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。
この先生・教授から学べるのは…
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