言語コミュニケーションの他、非言語の技法やアサーティブネス(自他を尊重した自己表現)を含め、傾聴の技法、感情を察する技法などを習得できるのが茂田井先生の授業。そんな茂田井先生にお話を聞きました
介護を必要とする人は、何らかの障害や疾病を抱えており介護の目的は「自立支援」です。そこで必要となる障害の特性に応じたコミュニケーション技術、信頼関係の構築や意思決定を支援するための知識や技術を身につけていきます。また介護の仕事はチームで行うので、同職種や医療スタッフとの関係形成も学びます。一方通行の授業ではなく、グループワークを基本とした「考える授業」を展開しています。
介護の仕事は、利用者の生活に直接携わる職種なので、さまざまなシーンで喜ばれ感謝され、利用者を笑顔にできる仕事。人として成長できることが大きな魅力です。常に「ありがとう」と言っていただける職業はさまざまにありますが、介護の仕事はその中でも上位ランクに入ると思います。「できなかったことができるようになる」、そんな喜びを共有することで、利用者との信頼関係が深まり、やりがいにもつながります。