
何百年、あるいは何千年にもおよぶ人類の歴史を振り返ってみると、国家の動きにはある一定のパターンがあることが分かっています。なぜ国家は必ずそのような決まった動きをするのでしょうか?それを説明するのが「国際関係論」です。その知識を使えば現在の国際情勢を正しく理解することはもちろん、起こりうる未来をある程度予測することが可能になります。研究成果は、国内外の学会発表を通じて、広く発信しています。私の講義は、毎年300名を超える学生が受講しています。「世界の見え方が変わった」「国際情勢に関心が持てるようになった」といった感想が寄せられ、先輩が後輩に受講を勧めるという文化も定着しているようです。国際関係論は、グローバル化が進む医療現場でも、コミュニケーションのためのツールとして役立つ学問です。

大学時代はプロボクサーとしても活躍!2022年に出版した『地政学だけではわからない シン・国際関係論』
「近年、国際情勢が緊迫化しています。国と国との関係が悪くなると、それぞれの国の人々の関係にまで影響が及ぶことがあります。しかし国際関係論の知識があれば、国家の動きを客観的に分析しながら、個人としてはお互いを尊重し合うということが可能になります」。学生たちは、授業を通じて、そうした教養を身につけることで、国際社会で活躍する医療人を目指していくことができる。加えて、日本医療科学大学では、多彩な国際交流プログラムを実施。世界を自分自身の目で見て、肌で感じる機会を数多く得ることができる。

シアトル研修(ワシントン大学)の様子。病院など医療施設の見学なども行っている
私は人の出会いに助けられ、大学教員になりました。今度はみなさんをサポートすることが自分の使命であると考えています。英語の勉強法や大学院進学、海外留学など、学問に限らない相談事も歓迎しています。

海外留学は支援金の活用やホストファミリーのサポートで実現した。「意志あるところに道は開ける」を実感
専門分野:国際関係論。1979年12月、大阪府生まれ。2003年大阪府立大学経済学部卒業。大学在学中、プロボクサーデビュー(5戦2勝3敗)。アルバイトを経て渡米、2009年ジョージア工科大学 国際関係科学修士課程修了。2009年より慶應大学研究員、長崎大学助教、慶應大学特任助教などを経て、2015年より日本医療科学大学勤務。国際関係論を日本で広めることをライフワークとしている。著書・講演など多数。
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