オリジナルのウェディングをご希望されていたお客様がたくさんプランを考えていらしたので、通常よりもお打合せの回数を多くして、できる限りご希望がかなえられるようにサポートさせていただきました。挙式後、新郎新婦様からいただいたお手紙には、「ゲストも親も『楽しい』と言ってくれてうれしかった」と書いてあったんです。苦労した分、そのうれしさはひとしおでした。お客様からお礼の言葉やお手紙などをいただいたときは、本当にこの仕事をしていて良かったと思えます。夢だったウェディングプランナーという仕事に就けているので、携わるすべてのことがやりがいだと感じています。
学校で学んだ知識でムダだったものはひとつもありません。今の仕事に直結しているのは、「ブライダルプロジェクト」で、さまざまな役割を経験できたことですね。私はプランナー志望だったのですが、1年生のときはヘアセット、2年生ではアイテム制作とアテンドと、あえてプランナー以外の仕事に挑戦しました。実際にウェディングプランナーになった今、他のセクションの仕事を経験できたことで、仕事の幅が広がったと実感しています。ヘアメイクやドレス、フラワーの授業で学んだことは、新郎新婦様から質問があったときの参考になりますし、先生方にしっかりと教えていただいた挨拶や礼儀作法は、社会人としての基礎になっています。
中学生の頃、ウェディングプランナーの仕事をしている姉の友人の話を聞き、興味をもちました。その後、自分なりにどんな仕事なのか調べてみたところ、一生に一度の記念日に関われる素敵な仕事であると知り、私もぜひ目指したいと思いました。しかし、専門学校で勉強するまではよかったのですが、就職活動は大変でした。「ウェディングプランナー」としての就職を希望していましたが、思うような求人になかなか出合えませんでした。最終的には、学校求人を見て、国内外の挙式のプランニングをやっているという現在の勤務先に興味をもち、入社。ウェディングプランナーとしてスタート切りました。
プレミアムホテル TSUBAKI-札幌 勤務/ウェディングプランナー科 ハウスウェディングコース/2014年卒/中学生の頃からウェディングプランナーになりたかったという大西さん。現在は、ホテルのウェディングプランナーとして、会場見学に来たお客様をご案内したり、挙式当日のサポートをしたり、忙しいけれど充実した毎日を送っているといいます。「お客様に笑顔になっていただくためにどんなに仕事が大変でも笑顔忘れないようにしています」。