「自分の思う道を迷わず進もう」高杉真宙さんから高校生のみんなへメッセージ

今号のスタサプインタビューは、現在、ドラマ・映画・バラエティーと大活躍中の高杉真宙さんが登場!

受験への不安を感じる高校生のみんなに向けて、熱くて勢いのある直筆メッセージを届けにきてくれました。

やる? or やらない?って悩んでいる人も、高杉さんのメッセージを読んだらきっと、"やるしかない"って思えるはず!
高杉真宙(たかすぎ・まひろ)
1996年7月4日生まれ、福岡県出身。
2008年のスカウトをきっかけに芸能活動をスタート。
2009年に舞台で俳優デビュー後は、映画、ドラマ、バラエティー番組の出演、本の執筆など活躍の場を大きく広げている。

"やるしかない"とき大切にしたい4つのキーワード

高杉さんがみんなに伝えたい、“やるしかない”ときの大事なポイントに注目!

 

【決断】つらいことも自分でやると決める。決断したらあとは迷わず進むだけ

ぼくの高校時代は、仕事も忙しい中で学校にも通っていたので、無茶苦茶大変でした。

でも「どんなに忙しくても学校は行く!」っていうのは誰に言われたわけじゃなく、自分自身で決めたこと。

正直、夜遅くまで撮影だと、朝起きるのがつらかったことも...。

ただ、どんなにきつくても、行くって決めたのは自分自身だったから、最後まで気持ちが切れずにいられたと思うんです。

誰かにやれと言われてやるのって、気持ち的にもきついですよね。

人から言われてできることなんて少ないし、誰かに言われたことを自分の義務にしてしまうとモチベーションも上がらなくてつらくなります。

だから自分のことはどんなことでも自分で決める!

そうすれば、もう"やるしかない"って気持ちになれるし、迷わず進める力にもなりますよ。



【自信】自分が満足するまでやりきれないと自分を信じれない

正直、ぼくは自信がないほうです全然。

でも、文字通り“自分を信じる”ことは大事なんですよね。

自分自身を信じれるようになるには、もう「どれだけやったか」だけだと思います。

自分が納得するくらいやれたっていう想いさえあれば、ぼくは少し自分を信じられるようになって、緊張すらも乗りこなせるようになってきました。

でも正直、撮影の前はいつも緊張しますよ!

特に長セリフは覚えることが多いので大変...。

でもそれだって、自分的にやるだけやれたかで変わってきます。

ちなみに僕は大変なセリフを覚えるとき、グルグルとひたすら歩きながら覚えるタイプ。

モクモクと座ってやるよりも動きながらのほうが覚えられるような気がするんですよね。

高校生の勉強も覚えることが多くて大変だと思うので、このやり方ぜひマネしてみてください。

そして、方法はどうであれ、自分が納得できるところまでやれるようになると、もっと自分を信じられるようになるはずです。



【努力】やった努力に対してどれだけ結果が出せたか?それを楽しんでいこう

ぼくの場合だと、例えばドラマの撮影本番までに、努力をいっぱいしてから迎えると、「自分のやった努力に対して、どのくらいの結果が出せるかな」って少しおもしろがれるんです。

逆に努力が足りないなって思ってると、変に緊張してしまって楽しくない。

高校生だと模試とかテストとかも、例えば本番までにめちゃくちゃ努力できれば「どれくらい点数取れるかな?前よりもどれだけ上がるかな?」っていうおもしろさに出会えるはず。

努力=つらいって考えるよりも、「ずっと練習してたことを出せる場だー」って本番を楽しめるようになるためって思えると、少し心が軽くなる気がします。



【失敗】「ま、いっか」。そのまま落ちないために僕にとって大事な言葉

どんなに頑張っても失敗しちゃうことってありますよね...。

ぼく自身はめっちゃあります!

正直、頭抱えるくらいのことだってあるんです。

ただそういう時に大事にしてる言葉が「ま、いっか」

これは声に出して言う。

失敗したなって思ったらすぐに言うのがポイント!

どんなことでも終わったことってもうしょうがないじゃないですか?

だから失敗して凹んでもそのまま落ちこまないのが大事。

それよりは「ま、いっか」で気持ちをしっかり切り替えて、どうやったら取り返せるかな?次はどういう風にやり方を変えたらできるようになるかな?って考えるほうに時間を使います。

失敗しちゃって、思ったように結果が出なかったなんて、絶対みんなありますから!



高校生のみんなへメッセージ

高校生なら、いろいろ失敗を一つひとつ積み重ねていって本番を迎えればいい。

落ち込まず引きずらず、前に進むためにも、何かあったときは「ま、いっか」って声に出して、山場を一緒に乗り越えていきましょう!


受験に向けて、何だか焦ってしまったり不安でモヤモヤしがちな気持ちもわかるっ!

でもそんな気持ちで時だけが過ぎるのはもったいない~。

誰にでも勝負の時は必ず来るから、高杉さんからの“やるしかない”力を取りいれてポジティブに前に進んでいこう!
※この記事に掲載している内容は2022年3月時点のものです。

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TextEdit/NorikoTaki
Design/DaiKayama(ma-h gra)
Photograph/TakuyaSugie(TRON)
Hair&Makeup/SayakaTsutsumi
Styling/DaisukeAraki

[衣裳]ベスト2万3100円、シャツ3万1900円/ともにtac:ta(cSTUDIOFABWORK)、パンツ3万7400円/YOKE(ENKEL)、その他スタイリスト私物
[問い合わせ]STUDIOFABWORK/03-6438-9575、ENKEL/03-6812-9897

[衣裳]カーディガン4万6200円DAIRIKU、シャツ3万6300円F/CE.®️(F/CE. Flagship Store Tokyo)、パンツ3万1900円/CellarDoor(untlim)、その他スタイリスト私物
[問い合わせ]DAIRIKU/d.dairiku@gmail.com
F/CE.Flagship Store Tokyo/03-6452-5867、untlim/03-5466-1662
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