「やるしかないし、やるほうを選びたい」永野芽郁さんから高3のみんなへ応援メッセージ
今号のスタサプインタビューは、映画やドラマ、CMetc. 各所で超活躍中の永野芽郁さんが登場!
夏も終わりに近づき、 ちょっとお疲れ気味な高3のみんなへ向け、 熱いメッセージを届けにきてくれました!
「ちゃんと考えて書きたいから」と、メイクルームに戻って、熟考して書きあげてくれた直筆メッセージ(「!」が3つなところがポイント)。
やるの?やらないの? きっと「やるしかない!!」って思えるはず!
1999年9月24日生まれ、東京都出身。
子役として活動後、人気雑誌モデルとしても活躍。
高校3年生時には朝ドラのヒロインを務め一躍人気女優へ。
その後も数多くの ドラマ、映画、CMなどに出演し、日本アカデミー賞優秀主演女優賞など受賞歴も多数。
目次
結論。やるしかない!!
高校時代から女優やモデルとして大活躍をしながら、 仕事と学校の両立は、 今までで一番つらかったという永野さん。
それでも決して心折れずに、頑張り続けられた理由とは?
受験を前に、多くの悩みを 抱えるスタサプ読者のみんなに向け、つらくても、大変でも「やるしかない!」と前に進むための秘訣を聞きました!
「今日は本当に無理!」って思う日は何度もあったし、今でもあります。
「今日はもう無理かも…」「こんな大変なはずじゃなかったのに…」って思うことは、私もたくさんあります。
でもそんなことってきっと誰でもありますよね。
全然日々普通に起こること。だから、そう思う気持ちがダメなんて全然思いません。
ネガティブな日があってもいい。
でも、私は心のなかはそのままで、やることはやる派!
やるしかないし、やるほうを選びたいって思うんです。
結局、やるもやらないも自由だから、決められるのは自分だけ。その結果を受け取るのも自分。
今行動していることの答えが、全部自分に返ってくるってわかっているからこそ、やるしかないって思えるのかもしれません。
いくら集中したくてもできないときってある。「あーもう、なんかやだ!」みたいな感じ。
どんなことも結果ってすごくシンプルで、やらなければそれなりの結果が出るだけなんですよね。
例えば、あんまり勉強しなかった結果、成績が上がらなかった…。自分のやりたい方向に行けなかった…。
希望の進路にも進めませんでした …ってなったとしたら、「あの時やらなかったからだな」って思うはず。
本当にその結果でいいのかな?やる気が起きないことは悪いことじゃないし、そういう日もあると思います。
でもそこからどうするかは自分次第。
今やっていることは、全部自分に 返ってくるし、やったらやっただけ結果が返ってくる。
やる気が起きない ならやらなくてもいいと思う。でもその結果を受け止めるのも自分。
だから 私は「やるしかないぞ!」って自分にカツを入れながら日々進んでいます!
永野先輩に聞く!高3のモヤモヤお悩みどうしたらいいの?
受験生たちの不安や焦りからくるモヤモヤ… 全部まとめて永野先輩が解消します!
お悩み1:自己肯定感低すぎな自分がイヤ
Q. 自分自身にまったく自信がもてず、周りのできる子と比べて凹む日々。どうしたら自己肯定感って上がりますか?
まず、比較対象が少し違うのかなと思います。
他人と自分は全然違うので、他人と比べるのではなく、比較対象は常に過去の自分にしていくのが◎。
私の場合、常に比べるのは過去の自分です。
「昔の私はあんなだったのに、今はすごく余裕があるな!こんなこともできててすごいな!」って自己肯定感も上がり、ポジティブになれていいことだらけ。
皆さんも1年前の自分と比べて、何か良くなっていることがあるはずです。
きっと知識も増えているし、勉強のしかたも自分流で効率的にできるようになっていると思います。
だから比較対象は、自分じゃない誰かではなく過去の自分にしてみて。
お悩み2:目標があるのにどうしてもやる気が起きない
Q. 一応自分なりにはやりたいことがありますが、イマイチ真剣になれずだらけてしまいます。やる気を高めるにはどうすれば良いですか?
やる気が起きないってことは、実はそこまでやりたくないことなのかもしれません。
何もないところからやる気を出すって難しいから、本当にその目標が自分の進みたい道なのか、やりたいことなのか、もう一度立ち止まって考えてみたほうがいいかもしれないですね。
本当に行きたい進路なら、本気が出せないまま、かなわなかったら自分が一番つらいはず。
将来を決めるのはとても大変だとは思いますが、全部自分のためだから、しっかり考えて、後悔しないように、モチベーションを高めてほしいです!
お悩み3:休憩と勉強の切り替えがうまくできない
Q.一回休むとダラけてしまい勉強を再開するのがつらくなってしまいます。永野さん流の、仕事と休みの切り替え方法があれば聞きたいです。
休んだら休んだ分、勉強が後ろ倒しになって溜まっていくので、そっちのほうがつらいと感じます。
私の場合、休みに関しては時間を考えて「これだけやることがあるから、その前のこの時間とこの日は休もう」と計画を立てる派なので、休みと仕事のバランスを保てるように心がけています。
勉強も「ちょっと休むか」という思いつきで行動するのではなく、「たくさん勉強するための休み」という意識に変えて、勉強と休みのスケジュールを立てられたらメリハリがつくと思います。
お悩み4:緊張して本来の力が出せない…
Q. 模試や部活の試合など本番に弱いタイプなので、 受験本番に力が発揮できるか不安です。永野さんも緊張ってしますか?
もちろん私も緊張しますよ。
でも、緊張していたとしても「絶対できる!大丈夫!」と思えるくらいの事前準備はするようにしています。
「緊張して本来の力が出せない …」という、自分の問題点がわかっているのであれば、事前に何倍も努力をすればいいんです。
そうすれば本来の力が出せない状況になっても大丈夫だと思うので、超緊張することを前提に、最初から準備していきましょう。
高校時代から大変な場面をたくさん 乗り越えてきたからこそ、今の自分があるという永野さん。
その言葉は、ひとことひとことに力があり、インタビュー中もスタッフ全員が引き込まれ るほどの説得力。
結局「やるしかない!!!」と最後にまとめてくれたメッセージ。
みんなの心にも届きますように!
史上初!?女優が日本武道館で単独イベント!
2023年11月23日(木・祝)に、単独イベントを日本武道館で開催します。
国内の現役女優の単独イベントとしては史上初の規模となる公演に向けて着々と準備中。
今後、順次公開される続報を楽しみにお待ちください。
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Text・Edit / Noriko Taki,
Design / Dai Kayama(ma-h gra),
Photograph / Takuya Sugie(TRON),
Hair&Makeup / Miyuki Yoshida,
Styling / Tsugumi Watari@TW
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