「心を大事に!自分を信じて」永野芽郁さんからみんなへ、今伝えたいこと&応援メッセージ

今号のスタサプインタビューは、12月公開の映画『はたらく細胞』にて、映画史上“最小”の赤血球役で主演する、永野芽郁さんが登場!

受験を控えるみんなに、熱くも温かいメッセージを届けにきてくれました☆

「どんなメッセージがいいだろう… 悩むー!」と、楽屋にこもって、考えて書いてくれた直筆メッセージ。特に高3生は、最後まで後悔なく頑張り抜くためのお守りにしよ!

そして、今回は5つのテーマでのインタビューも‼最後まで読んでみてね。


プロフィール:永野 芽郁
1999年9月24日生まれ、東京都出身。子役として活動後、人気雑誌モデルとしても活躍。高校3年生時にはNHK連続テレビ小説『半分、青い。』でヒロインを務め一躍人気女優へ。その後も数多くのドラマ、映画、CMなどに出演し、日本アカデミー賞優秀主演女優賞など受賞歴も多数。

今、伝えたいこと。

高校生のころから、女優やモデルとして大活躍をしながら、勉強と仕事の両立は本当に大変だった…という永野さんに、不安やプレッシャー、伸び悩みモチベーションなど、テーマごとに高3のみんなに伝えたいメ ッ セージをもらったよ。

大変ななかでも「やるしかない!」、そんな状況を乗り越えてきた永野さんだからこそ言える!刺さる!言葉がたくさんです。

不安とプレッシャー:準備を重ねることでしかなくならないもの!

プレッシャーや不安はあって当たり前。

でも最近は、変なドキドキはなくなりましたね。

お芝居は自分が「やる!」って決めてやっているわけですし、誰かにやらされてるわけではないから、自分ができる準備を惜しまずにやる!それだけで悪い緊張はなくなるはず。

今回の映画『はたらく細胞』も、すでにマンガ原作にある人気作品の実写版なので、プレッシャーはもちろんありました。

でも見てくださる方に「意外と役に合ってたね」って思ってもらえるように、できる努力はすべてしてきたつもり。

だから、準備をしっかりすることでしか、不安を自信に変えていく方法はないのかなと思います。
 

ストレス:思い切って視点を変えて、ストレスって思わないようにする!



私の高3時代は、学校の勉強と朝ドラの撮影が重なり、本当に毎日大変すぎていっぱいいっぱいな状況!

そのときに考えたのが、ストレスをストレスって思わないことにすること。

受験もそうだと思いますが、ドラマの撮影も終わりがあるものなので、それまでは一時期だけ「ストレスなんて知らない。全然たまってないよー」って気づかないようにしていました。

あとは今の自分の状況に感謝すること。

「大変だけど恵まれた場所にいれてるな」ってことに重きを置いてみると、やらなきゃなって思えるはず。

皆さんも、勉強ができていることって、家族や先生だったり周りのサポートがあってのことで、当たり前じゃないと思うんです。

もちろん、ストレスのすべてを無視するのが正しいとは思わないけど、敏感になりすぎずに、視点を変えてみると、上手に頑張れるようになるんじゃないかなって思います。

 

集中力:時には自分を追い込むことも大事だなと

「映画やドラマの長いセリフって、短期間でどう覚えてるんですか?」とよく聞かれるんですが、私は基本、移動中の車の中だけで覚えると決めています。

そのまま台本は車に置いて、家には持ち帰らないようにしているので、そうなると「もう今しか覚えるチャンスがない!」と思ってすごく集中できるんです。

「家に帰ったらもう台本を開けないんだ」って思えば、今この時間に全力を尽くせるし、家ではその分リラックスできるのでメリハリもつきます。

ずっと頑張り続けるのは辛いから、短期集中型でスイッチを入れるのはおすすめ!

 

伸び悩み:「限界までやったのにダメだった」そう思えたらまだまだ伸びる!



「こんなにやったのにできないのか」ってときなんて、いっぱいあります!

自分の努力が全然結びついてない気がして、苦しくなることもたくさんありました。

でも、同じ思いをしたくないからこそ、そのあとはめちゃくちゃ努力できるんです。

「これ以上やることないってくらいやったのに、できなかった!」ってことは、ただ単に時間が足りなかったということ。

だったらもう少しやったらできるようになるはず!と前向きに変換して、時間を費やします。

私はそれを繰り返して、やっと納得できる演技になることも多いですね。

お芝居だけじゃなく、何でも少しずつ進んでいくものなので、1回ですべてをやりきれると思わないで。

今はまだ結果が出なくても、本番に一番の力が出ればいい!


 

モチベーション:やめたっていい。でも本当にそれでいいの?自分自身に聞いてみて



私だって「あぁ…今日はムリだなー」「やる気起きないー」って思う日はもちろんあります!

でもそこからどうするかは自分次第。

「もうムリです!」って言ったところで、結局結果は自分に返ってくるだけだし「だったらやるしかないな」って思うんですよね。

皆さんも受験をするということは、自分で最終的に決めてるはず。

たとえ最初は、家族や学校の先生に言われたとしても、最後に決めたのは自分ですよね。

受験って、自分の道を自分で決めることだから、絶対に偏差値の高いことろに行かなきゃいけない!ってわけでもないし、絶対にその学校に行かなきゃいけない!なんて決まりはないはず。

「自分の未来のために、今の自分の時間をどう使うか?」。

これを決めるのも自分ですよね。だとしたら、自分のためにできることを今だけ頑張ろ!

人って一生ずっと頑張り続けるわけじゃないから、今だけやってみようよって言いたいです。

結果「やっぱりやめる」でもいいんですよ。

自分のことだもん。

自分自身が良ければそれでいい。

でも本当にそれがいいかどうかしっかり考えて、どうするかは自分で決めてほしいですね。

すべては自分のために!

頑張ってください!

応援しています。

 

映画『はたらく細胞』が12月13日(金)に公開!


2024年12月13日(金)公開!
出演:永野芽郁 佐藤健 他
©清水茜/講談社 ©原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社 ©2024映画「はたらく細胞」製作委員会

累計1000万部突破のメガヒットシリーズがまさかの実写映画化!笑って、泣けて、タメになる!【はたらく細胞ワンダーランド】へようこそ!勉強の息抜きにぴったりのワクワク楽しい作品です。

FROMスタサプ編集部
数々の大変な状況を乗り越えてきた、永野さんだからこそ伝えられる、努力のしかたや頑張るための考え方は、きっとみんなの受験勉強にも通ずるはず!

未来に向けて、今頑 張る?頑張らない?自分自身で考えて後悔のないように進んでくださいね。

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Text・Edit /  Noriko Taki,
Design / Dai Kayama(ma-h gra),,
Photograph / Takuya Sugie(TRON),
Hair&Makeup / Eriko Ishida (air notes), 
Styling / Miho Okabe
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