中高生の4割が、授業以外で英語・英会話を勉強している!

2013年4月から実施された高校の学習指導要領では「英語の授業は英語で行う」という方針が打ち出されていることを知っているだろうか。

 

「え〜、そんなこと知らなかった」という高校生がいてもおかしくない。まだ対応できている学校は少ないからだ。

 

ただ、英語の重要性は年々高まっていて、プレッシャーを感じている高校生もいるのではないだろうか。株式会社GABA(英会話スクール運営・英会話教材事業)が全国の中高生に調査した結果を見てみよう。

 

「社会に出てから役に立つと思う教科は?」の問いの答えは、

 

1位「英語」75.1%
2位「国語」54.3%
3位「家庭科」41.8%

 

と、圧倒的に英語がトップ。

 

そのせいか、「小学校の教科に英語があってほしかった」と答える中高生も57.1%にものぼった。これを「YES」とする割合は学年が上がるにつれて増え、「中学校の英語の授業は英語で行ってほしかった(ほしい)」という中高生も39.2%に。英語学習に意欲的な中高生の実態がうかがえる。

 

そして、中高生の約4割が学校の授業以外で英語・英会話を勉強する機会をもっている。具体的な勉強法は

 

1位「洋楽を聞く」44.4%
2位「学習塾で英語を勉強する」27.1%
3位「洋画を見る」23.3%
4位「英語学習のワークブックを使う」15.9%
5位「海外ドラマを見る」14.5%

 

洋楽が勉強?と思うかもしれないが、リピートしながらしっかり聴くことがリスニングのいい勉強になるという人も多い。海外に引っ越した人などが、「毎日毎日英語を聴いていると3カ月くらいで急に理解できるようになる」というように、とにかく聞き込むことは英語の学習に欠かせないのだ。

 

こうして、危機感を持って頑張っている結果、「将来、社内公用語が英語の会社に入社することは怖くない」という中高生は23.2%にも!

 

社内公用語とまでいかなくても、英語力はこれからの社会人の必須条件。洋楽や洋画からの勉強なら気軽に始められそう!