これぞ早稲田大学!なユニーク授業を紹介/大学生ライター
超マンモス大学である早稲田大学はユニークな授業が多く開講されています。
例えば、「なぜ、その人に惹かれてしまうのか?」を科学的に学ぶ「恋愛学」という講義を耳にしたことはありませんか?
今回は「恋愛学」と同じように、「え?そんなことも学問になるの?」というようなユニークな授業を3つセレクトしてご紹介します!
■マンガを使って真剣に授業「非文字媒体論」 / 富山由紀子先生
・少女マンガに描かれている「女性労働」の考えとは?
少女マンガを通して、現実に潜むさまざまな社会問題をみつけ出す授業。今年は、羽海野チカの『3月のライオン』や東村アキコの『海月姫』などの有名作品を取り上げるとのこと。先生も少女マンガから現れたかのようなハツラツとした性格で、講義もマンガという題材のおかげで明快かつ奥が深い。開講2年目にしてすでに満員状態の人気授業です。
■SNSが大活躍「情報社会におけるキャリアデザイン」 / 尾澤重人先生
・情報社会のなかで、どのように「答え」をみつけて解決すればいいか?
大学の講義としてもおもしろい内容ですが授業形式もとても独特。とりわけユニークなのはTwitterを使って講義が進むところ。授業中、疑問に思ったことをつぶやくと、先生がすぐ答えてくれます。高校までにはない授業スタイルに最初は戸惑いますが、先生は何でも答えてくれるので学習意欲が生まれること間違いなし。
■これぞザ・ユニーク授業「カバディ」 / 星川英利先生
・「カバディ、カバディ、カバディ…」と連呼し続ける
早稲田大学は体育の授業ですら、尋常ではない数があります。シラバス(授業の一覧表)をパラパラとめくると、そのなかでも必ず目につくのがコレ、カバディというスポーツ競技です。
カバディの大きな特徴として、競技中に攻撃者は「カバディ、カバディ、カバディ…」と連呼し続けなければならないというルールがあります。名前のインパクトとは裏腹(?)に、プレー中に流血することもあるなど、とても熱いスポーツだとか。「早稲田生なら一度は取っておけ」と言わしめるぐらい有名な授業です。履修しただけでカバディ日本代表になったという噂もあります。
いかがでしょうか。大学には必ず何かしらのユニークな授業が存在します。ですが、必ず「楽単(=簡単に単位が取れる)」の授業であるとは限らないところが辛いところ…。
大学で「学問をする」ということの幅の広さ、おもしろさをこの記事で少しでも感じられたらうれしい限りです。高校生の皆さんも、オープンキャンパス等で進学したい大学の講義をのぞいて、さらに感じてください。
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