日本ホテルスクール、ブライダル科集大成、オリジナルウエディング企画・制作

専門学校日本ホテルスクールは2月16日(金)、「ブライダルゼミ発表会」をリーガロイヤルホテル東京(新宿区)で開催した。

 

この発表会は、ブライダル科2年生が学校生活の集大成として、「架空の新郎新婦の結婚式を提案」という形式を通し、これまで学んだ結婚式に関するさまざまな知識や経験を披露する会。今年度で18回目の開催となる。

 

今年の課題は「居酒屋を経営する沖縄出身の新郎と、そのお手伝いをする北海道出身の新婦。ひと回りの年の差カップルで、新婦のお腹の中には5か月になる赤ちゃんがいる。盛大なパーティーにしたい新郎と、費用をあまりかけたくない新婦の結婚式を、売上も考慮しつつ提案すること」だった。

 

学生たちは授業の中で時間をかけて調べた「新婦の体調」「北海道・沖縄の結婚式」や、各チームで何度も話し合って決めた結婚式の時期・希望、スタイルなど、各種趣向を凝らした提案を、招待した約80名の業界人の前で披露した。

 

参加した企業からは「ふたりの希望、今までの背景をたくさん汲み取ったとった案。こんなに一生懸命考えてくれるプランナーに出会えたらおふたりも家族も幸せです。」「おふたりだけでない、家族、親御さんへの気配りは素晴らしい」など、接客業として大切な顧客への気遣いという面で高く評価された。

 

同校の学生たちは、人の前で自分たちの考えを発表するという機会を通し、仕事として大切な「ものごとを伝える力」を総合的に学び、社会に旅立っていく。

 

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