マグロよりおもしろい研究を 近大と海遊館が連携協定
大阪市の水族館「海遊館」と、完全養殖したクロマグロ「近大マグロ」の開発で知られる近畿大(大阪府東大阪市)が4月26日、包括連携協定を結んだ。
水産分野のほか、医学や環境工学などさまざまな分野で共同研究や技術開発を進める予定で、近大の担当者は「マグロを超えるおもしろい取り組みにしたい」と意気込む。
2018年度中にも複数の研究を開始。
近大医学部を中心とするチームが、来場者の呼気から疲労度を測定し、水族館が人間の精神にもたらす効果の検証などを進めるという。
近大の細井美彦学長は「水産分野での取り組みはもちろん、学生の若いユニークな発想で社会に貢献し、大阪を盛り上げていきたい」としている。
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