京都光華女子大学、高校生から「健康寿命の延伸」のアイデアを募集

京都光華女子大学(学長:高見 茂)では、校訓「真実心」のもと、すべての人が健やかに暮らせる“WellBeing”な未来の実現として、「人々の”健康”と”未来”を創造する大学」創りを目指している。同学人間健康学群が主催となり、高校生を対象に「健康寿命の延伸」を目指したアイデアを募集する「健康増進プランコンテスト」を開催する。

■日本は平均寿命と健康寿命の差が世界で 33 位と低い順位2019 年に発表された厚生労働省と WHO の調査によると、日本は平均寿命、健康寿命のいずれも世界トップクラスである一方、両寿命の差が大きく世界で 33 位と低い順位となっている。両寿命の差が大きいということは、認知症や寝たきり等の生活のため、長年の看護・介護等が必要となる者が多いことを示唆しており、「健康寿命の延伸」が極めて重要な課題となっている。

■高校生から「健康寿命の延伸」を目指したアイデアを募集、昨年度は 50 件の応募があったこの課題に取り組むべく、同学人間健康学群が主催となり、高校生を対象に「健康寿命の延伸」を目指したアイデアを募集する「健康増進プランコンテスト」を開催する。本コンテストは「健康寿命の延伸」の重要性について広く周知させることはもちろん、高校生ならではの自由な発想から生まれるアイディアをプランにすることで、「健康」や「寿命」「Well-Being」について深く考え、その過程において高校生の成長の一助につながること目指している。初開催となる昨年度は 50 件の応募があり、地域包括支援センターを活用した高齢者と若者の交流による生きがいの創出、高齢者向け定期健診ライドシェアサービスの提供による健康維持の提案など、地域活動・交通・運動・食・栄養・心理など多様な観点のアイデアが寄せられた。

■4 学部の科目を横断的に学び、”健康な未来”をマネジメントする「人間健康学群」人間健康学群では、人々の健康をキーワードに看護福祉リハビリテーション学部、健康科学部、キャリア形成学部、こども教育学部の 4 学部を横断的に学び、社会的な健康課題(くらし、こころ、からだ)を解決する力を身につける。文理融合型の新たな学部等連携課程として、入学定員 12 名の少数精鋭教育を展開。将来は企業・行政・地域など、あらゆる場面で社会全体の健康の維持・増進をマネジメントし、総合的に問題を解決できる人材の育成を目指す。

■「健康増進プランコンテスト」概要
応募内容:日本で生活する人々の「健康寿命の延伸」を目指したアイデアを募集。
応募期間:2024 年 6 月 24 日(月)~9 月 30 日(月)
応募資格:高校生ならどなたでも、個人でもグループでも、何件でも応募可能。
賞・特典:【図書カード】金賞:1 件(5,000 円分)、銀賞:1 件(3,000 円分)
銅賞:2 件(2,000 円分)、入選:5 件(1,000 円分)
問い合わせ:京都光華女子大学 人間健康学群 酒井浩二
電話:075-325-5325 E-Mail:rb064@mail.koka.ac.jp

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