女子高生とスマホ、「捨てたいときもあるけど救われる」、ビッグローブ調べ
ビッグローブ(株)は、このたび、「若者のスマホ利用実態に関する調査」を実施し、その結果を発表した。
対象はスマホを所有している高校生・大学生・30代社会人・40代社会人の男女800名。調査日は2017年3月13日~15日。調査方法はインターネット。
■10代の約7割は初ケータイがスマホ
初めてもった携帯端末の種類では、10代の67.9%が「スマートフォン」で、初めて所有した年齢は平均「14.9歳」だった。初めてスマホをもった年齢を学生時代の部活動別でみると「運動部系」はスマホデビューが遅い傾向にあることもわかった。
■女子高生、スマホを捨てたいこともあるが救われることもある
スマホを捨てたい(離れたい)と思ったことがありますか?では、女子高生の27.0%が「ある」と回答している。「やるべきことに集中したい」「他の人のSNSを見て気持ちが揺れたとき」「人間関係で悩みがあるとき」などに、捨てたい(離れたい)と思うようだ。
また、スマホにピンチを助けられたり、心が救われたりしたことがありますか?では、63.0%の女子高生が「救われたことがある」と回答している。具体的なエピソードとしては、「辛いことがあってもLINEで友達と話したりできた」「悩んでいたときにネッ友の人が相談にのってくれたりした」など、コミュニケーションに関する回答が挙がっている。
■スマホコンテンツ、課金経験が多いのは男子学生
スマホコンテンツへの課金経験では、女子学生よりも男子学生の方が多い結果となった。課金対象は、男子学生は「ゲームの購入」「ゲーム内アイテムの購入」、女子学生は「LINEスタンプ購入」「音楽の購入」が多く、性別により差が出ている。