「ちはやふる」で大注目のカルタ部!暁星高校が強すぎる

アニメ化もされた人気漫画『ちはやふる』(講談社刊)でも注目されている、「競技かるた」。

 

競技かるたは、並べられた50枚の百人一首の札をいかに多く取れるかを競うもの。その強豪校といわれているのが暁星高校だ。

 

暁星高校かるた部は、競技かるたのNo.1を決める「全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会」で、現在6連覇中(!)だという。

 

そこで、強さの秘密を探りにいくことに!

 
 

■部室に近づくと聞こえてきたのは…!?

 

かるた部が練習している教室を訪ねると、パン! と札を叩く音が響き、すごいスピードでかるたが飛んでいく!

 

歌が詠まれた瞬間に札がはじかれる様子は、想像以上の迫力と緊迫感!

 

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「ぼくも1年生のときに初めて見たときは驚きました。でも、すごい速さでかるたを取る先輩がだんだんカッコ良く思えてきて。まったくの未経験だったんですが、入部したいと思ったんです」

とは、2年生の福島大稀くん。

 

1年生の亀井雄介くんは、

「練習すると取れなかったかるたがどんどん取れるようになるのがうれしくて。努力の成果がすぐにわかるのがかるたの魅力かな」

とかるたの楽しさを教えてくれた。

 

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■暁星高校が強い理由!

 

では、どんな練習法で全国1位を維持しているのだろう?

 

「生徒同士で対戦して、気づいた点を言い合いながらフォームの修正や戦術の確認などをしています。あと、競技かるたは長時間前屈みの姿勢を保たなければいけないので、僕は体幹を鍛える筋トレをしていますね」(亀井くん)

 

かるたって、体力勝負の“スポーツ”なんだ!

 

また、2年生の大江裕哉くんは、

「ぼくは、札が詠まれるときの最初の言葉を正確に聞き取れるように、耳に負担をかけない生活をしています。大きな音がする場所を避けたり、イヤホンで音楽を聞かないように気をつけています」

というからすごい!

 

顧問の田口貴志先生にもお話を伺うと

「かるたを取る楽しさを知ってもらうことには力を入れていますが、あとは生徒に任せています。自ら工夫しながら学ぶほうが成長しますからね」

とのこと。

 

実際、かるたが強くなるために取り組んでいることには、先輩から受け継いだこともあるけれど、練習していくなかで自主的に始めた新しい練習法もあるとか。

 

強さの秘密は、生徒の自主性と意識の高さにあったんだ!

 

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最後に、なぜここまでかるたに熱中できるのか聞いてみると、

 

「ぼくたちの代で先輩から受け継いだ連覇を止めるわけにはいかないので!」と、アツい言葉が返ってきた!

 

好きなものにアツくなれるってやっぱりかっこいい! みんながアツくなれるものってなに?