高校生の今

男子になんて負けない!最強女子レスリング部-安部学院高等学校

男子になんて負けない!最強女子レスリング部-安部学院高等学校

東京にある安部学院高等学校には、「女子レスリング部」という珍しい部活がある。

 

しかも、昨年行われたインターハイで部員19人中11人が上位に入ったという強豪校だ。

 

そこで、6年後の東京オリンピックで活躍するかもしれない彼女たちに会いに行くことに!

 
 

■レスリングの魅力とは?

 

そもそもレスリングとは、直径9mの円の中でいかにポイントの高い技を決められるかを競うスポーツ。試合時間は前後半3分ずつと短いが、相手をタックルで倒したり、マットの上で相手を持ち上げてひっくり返したりと、かなりの体力が必要だ。

 

男子になんて負けない!最強女子レスリング部登場_01

 

男性でもハードなレスリングという競技を、女性で選んだのはなぜだろう。部員の皆さんに聞いてみた! 

 

「最初はレスリングをしていた姉を見ておもしろそうだなと思ったのがきっかけです。いろんな技に挑戦していくうちに、どんどん楽しくなってきて…。技が決まったときは最高に気持ちいいですね。レスリングは、駆け引きをする頭脳やスピードなど、いろんな技術が必要なんです。パワーだけじゃないところが楽しいんですよね」(3年生・山田海南江さん)

 

「私は父の影響で始めました。最初は体力勝負のスポーツだと思っていたけど、やってみると、集中力や持久力がものすごく必要な奥が深いスポーツだったんですよね。練習の成果やその日の自分のメンタルなどがすぐに結果に表れるので、『もっと練習して強くなりたい!』と、どんどんのめりこんでしまうんです」(3年生・田辺優貴さん)

 

レスリングは、見た目と実際やるのとでは大きなギャップがあるみたい。そのおもしろさにみんな惹かれていたんだ!

 
 

■レスリング部の強さの秘訣

 

では、普段はどんな練習をしているの?

 

「うちの部では、平日でも夏休みなどの長期休暇でも、毎日17時から練習を始めるようにしています。練習のリズムを整えることで、体調管理がしやすくなり、常に一定のコンディションを保てる強い選手が育つんです」

とは顧問の成富利弘先生。

 

強さを保つためには、練習時間にも工夫があったんだ。では、具体的な練習内容は?

 

「筋トレや寝技、スパーリングなどを中心に毎日3時間以上練習しています。しかもこの練習の前に2~3kmの走り込みもするんですよ。それが一番キツいですね…」(山田さん)

 

男子になんて負けない!最強女子レスリング部登場_02

 

それはかなりハード…。練習時間は他校よりも長いそうだ。また、日々練習に励んでいると、女の子ならではの悩みも生まれるようで…。

 

「毎日ハードな練習をしていると、どうしても腕や太ももに筋肉がつくんですよ。レスリング選手としてはうれしいことなのですが、着たい洋服がなかなか着られなくなってしまって…。それがちょっと悲しいですね」(田辺さん)

 

と、恥ずかしそうに悩みを打ち明けてくれた。

 

最後に今後の夢を山田さんに聞くと、

 

「東京オリンピックで金メダルを取ることです!」と頼もしい答えが!

 

夢中になって取り組めることがあるってすごい! みんなが夢中になれるものってなに?

注目キーワード

山本絵理 short cut ライター

山本絵理/short cut

1986年1月生まれ。兵庫県出身。いろんな遠回りをしてきましたが、ライター事務所「short cut」でライターとして働き始めて1年が経ちました。目的に向ってズバッ! とショートカットで進めるようになるのが目標です!

ページのトップへ