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  • 西原 健士朗さん(教養学部/がん疫学・分子疫学研究者)

私立大学/東京

コクサイキリストキョウダイガク

何度も失敗して辿り着く成功の喜びは研究者の醍醐味

先輩の仕事紹介

未知の世界を最初に覗く、そんな可能性に胸が躍ります。

がん疫学・分子疫学研究者
教養学部(言語学、生物学メジャー) 2020年3月卒業 / 大学院 理学専攻(博士前期課程)/2021年3月修了
西原 健士朗さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

私は、国立がん研究センター がん対策研究所の疫学研究部で研究をしています。疫学は人間集団における健康状態とそれに関連する要因の頻度と分布を明らかにすることで、それらの因果関係を推定していく学問です(例えば、喫煙と肺がんの関係など)。私の研究のひとつは、身長・肥満などの体格や身体活動などの生活習慣と大腸がんの関係。これらについては世界中で多くの研究が行われていますが、私は同じ大腸がんでも様々な顔つき(がんの表面に現れるタンパク質)があることに着目し、研究を進めています。参考にできる先行研究がほとんどないため難しさもありますが、誰も見たことがない世界に初めて触れられる可能性にワクワクしています。

学校で学んだこと・学生時代

ICUでは、ダブルメジャー(2つの専攻)でした。専攻のひとつは、興味がありながら高校では選択せず、大学での学びにとっておいた生物学。もうひとつの専攻は言語学で、緻密な文を生成することができる脳の計算メカニズムに迫りたいと考えていました。私にとってはどちらも「人間を科学する」ものであり、文理の枠を越えて両方学べることが大きな喜びでした。学士・修士5年プログラムで大学院にも進学。学部では言語学の卒業研究を行い、大学院では生物学で研究を行いました。ICUの魅力はやはり学際性です。各学問分野を自由に結びつけることができ、創造力と知的好奇心が、無限の可能性を拓くということをICUで学びました。

常時複数のプロジェクトを推進しています

この分野・仕事を選んだきっかけ

ICUの大学院での研究分野はDNAやタンパク質などミクロな世界を扱う分子生物学・生化学でした。生化学は当初苦手だったのですが、改めて向き合って学んでみると大変面白く、その世界にどんどん魅了されていきました。それ以来、ずっとタンパク質に着目した研究を行っています。国立がん研究センターでは当初別の研究分野に所属していたのですが、ある時疫学に関する講演を聞く機会があり、そこで分子生物学と疫学が融合した「分子疫学」の存在に出会いました。ICUで分野横断的な学問分野の虜になっていた私は、これまでの背景を活かして分子生物学的アプローチで発がんメカニズムに迫りたいと考え、今の疫学研究部に異動させていただきました。

がん疫学の研究でオーストラリアに留学しました

西原 健士朗さん

国立がん研究センター がん対策研究所 疫学研究部 及び 順天堂大学 大学院医学研究科博士課程 最先端がん臨床研究コース/教養学部(言語学、生物学メジャー) 2020年3月卒業 / 大学院 理学専攻(博士前期課程)/2021年3月修了/福岡県出身。子どもの頃は動物が好きで、将来は生物学者になるのが夢だった。ICUでは言語学と生物学のダブルメジャーを選択。学部2年次と3年次には留学も経験。5年間で博士前期課程まで修了するICUの学士・修士5年プログラムを活用し、大学院に進学。修士論文ではタンパク質の機能について解析。修了後は国立がん研究センターに勤務し、特任研究員として活躍中。TA(Teaching assistant)としてICU学部生の指導も行っている。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

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