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  • 宮浦 晋哉さん(服飾学部 服飾学科/ファッションコーディネーター)

私立大学/東京

スギノフクショクダイガク

全国の工場を巡り、日々、日本の底力を感じています

先輩の仕事紹介

全国の繊維産地を巡り、製品をプロデュースして「日本のものづくり」を活性化します!

ファッションコーディネーター
服飾学部服飾学科モードクリエーションコース/2011年3月卒
宮浦 晋哉さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

繊維工場を中心に、年に150個所ほど現地に足を運び、日本全国のものづくりの現場を取材しています。魅力ある素材を見つけ出してデザイナーや服飾メーカーに紹介したり、様々なブランドと商品を企画したり、雑誌やウェブメディアと一緒に企画を考えたり、というように自由な発想で活動中。また築90年の古民家を改装したコミュニティスペース『セコリ荘』を運営し、ファッション業界をはじめとする異分野の人が交流する機会を設けています。良いものだと確信して紹介した素材が国内外のメーカーに採用され、製品となって好評を博し、工場や産地が活気づく──。そうしたシーンに何度も立ち会いながら、日々の活動にやりがいを感じています。

この分野・仕事を選んだきっかけ

ものづくりの現場が好きで、大学在学中から縫製工場でアルバイトをしていました。大学卒業後、ヨーロッパのファッションに触れたいと思ってロンドンに留学。そのときに知ったのは、ヨーロッパ各国の世界的なブランドが、日本の織りや染色技術を高く評価し、生地を採用しているという事実でした。欧米のファッションについて一生懸命学び、ひたすら追いかけてきた先に出合ったものが、まさかの「Made in JAPAN」だったのです。しかし同時に知ったのは、時代の変化のなかで、優れた日本の技術が苦境に立たされているという現状。ものづくりの現場で頑張る方々のために、自分にできることはないかと思ったことが活動の原点です。

家族と暮らすセコリ荘に、全国から人が訪れます

学校で学んだこと・学生時代

杉野服飾大学は図書館が充実していたため、毎日図書館に行き、ファッションの歴史やアート関連の書籍、服飾分野の業界誌などを読んでいました。また興味があるテーマを研究されている先生と積極的にお話しして知識を吸収したり、他大学の繊維研究会に参加したりと、好きなことを貪欲に学んでいました。杉野服飾大学は、服づくりについてはもちろん、トレンドやカルチャーなど、幅広い分野に興味をもつ学生が多い学校です。ファッション業界はもちろん、多様な分野で活躍している卒業生も多く、そうした仲間と現在も連絡をとり合っています。多分野で活躍する仲間と協力し合って、自分の活動をさらに大きなウェーブにしたいと考えています。

学校では「何を教わるかではなく、何を学ぶか」が大切

宮浦 晋哉さん

「Secori Gallery」代表/服飾学部服飾学科モードクリエーションコース/2011年3月卒/杉野服飾大学卒業後、イギリスに留学。ロンドンカレッジオブファッションで学ぶ。2012年に帰国後、日本のものづくりの創出と発展を目指す様々な活動を展開。国内産地の取材を通して、執筆、編集、出版、イベントの企画運営、商品開発、プロモーション、ディレクションなどに携わる。 2013年、各産地の製品を集めたコミュニティスペース兼ショールーム「セコリ荘」を東京・月島に設立。2015年には大学時代の友人が店長となって、「セコリ荘 金沢」を開店。「今後も同志を募り、『セコリ荘』を国内外の各地につくっていくことが私の目標です」

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

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