大手繊維メーカーに勤務し、現在はスクール事業部スポーツチームに所属。小中学校、高校などで使用される体操服やスクールジャージの生地や製品を取り扱っています。私自身は営業アシスタントとして、お客様の要望に合う生地のセレクトから、工場への製品化依頼、受発注から納品までの管理をトータルに担当。営業のサポート業務が主な仕事となりますが、時には新しい機能を持った生地や製品の企画に関わることもあり、「今までにないモノづくりに携わっている」という手応えを実感できるのが仕事の魅力です。海外企業や工場と英語を使ってやりとりをする機会も増え、その際は大学で身に付けた英語力をフル活用しています。
入学時から2年後の就職を見据え、自身のスキルアップを意識して各科目に取り組みました。英語については、ネイティブの先生によるオールイングリッシュの授業に加え、キャンパス内に海外から本学に来ている留学生が多くいたことから、日常的に英語に触れる機会があり、自然とリスニングやスピーキングが鍛えられました。これも4年制大学(関西外大)と同じキャンパスで学べる関西外短ならではの魅力です。その他、サービス・ホスピタリティ関連の授業では、元CA(客室乗務員)の経験豊富な先生から接遇マナーについて学習。英語力はもちろん、社会人マナーをはじめ、人間的にも大きく成長できた2年間となりました。
就職を希望する学生を対象に、学ぶこと、働くことの意義を考える「キャリアプランニング」という授業があります。自己分析や企業研究の方法、エントリーシートや履歴書の書き方などが学べるほか、キャリアセンターと連携して行われる模擬面接も体験。企業の方を講師にお招きし、仕事の中身や就職活動のアドバイスを直接うかがえる機会もあり、創業から100年以上の歴史を誇る東洋紡のことを知ったのも同授業がきっかけでした。コロナ禍での就職活動となり、企業説明会も開かれず、面接もオンラインのみの対応など不安なことが少なくありませんでしたが、「キャリアプランニング」のおかげで満足のいく就職活動が実現できました。
東洋紡せんい株式会社 スクール事業部 スポーツ事業部勤務/短期大学部 英米語学科/2021年卒/進学先は、就職率の高さを重視していた守田さん。大学を紹介した冊子の「企業が関西のこの大学の学生に入社してほしいランキング」という記事に、関西外国語大学が大きく取り上げられていたことから同大学に興味を持つ。そこから詳しく知る中で、最短2年で就職できる短期大学部の学びが自分に合っていると考えて入学。現在は、東洋紡グループの繊維事業基軸である東洋紡せんいで、営業アシスタントとして活躍中。