ミラノにあるファッション・デザインの名門校に留学中。主な授業は、学生がデザインを提案するコレクションと、有名ブランドと学生がコラボしてデザインを提案するコレクションの二軸から成っています。後者では、自分がデザインした洋服やアクセサリーを直接デザイナーにプレゼンできることが大きな魅力。この経験が自身の大きな成長につながってると実感しています。授業の多くは先生との1対1でのミーティング形式。ファッションの最先端にいる先生方との対話はとても有意義です。ヨーロッパで学び、経験して感じた様々な側面を自分のクリエイションにつなげていくことが今の目標。これからも積極的に刺激的な経験に取り組みたいと思います。
トップクリエイター学科では3年次のパリコレ研修で、自身のデザインを業界人に英語でプレゼンして実際に取引まで行う、実践的なカリキュラムがあることに魅かれて入学を決めました。在学中は服の構造やディテールに目を向けて、ファッションデザインに対する理解を深めていくことに邁進。気になる古着を購入して解体したり、細かな部分に目を向けることで様々な発見ができました。パターンや縫製はもちろん、デジタルな科目など一連の授業が現在に繋がっていると感じています。特にパリの展示会に向けたデザイン提案の際、縫製仕様や細かい採寸などを全て自分で考えて仕上げた経験が、今のデザインにおけるディテールへの考え方に活きています。
個々の自由な発想を伸ばしながらも、基礎的な技術をしっかりと学べることがウエヤスの魅力。在学中にブランドを立ち上げる同級生も多く、刺激的な環境に身を置くことができます。ファッションに対して自分と同じ熱量を持つ人と多く出会えることは、とても希少で大切な体験ですよ。ウエヤスには専門知識や技術、創造性を身につけることができる様々な学科・コースがあります。当初はファッションビジネス学科を考えていましたが、オープンキャンパスで他学科のカリキュラム説明を受ける中で方向性が変わり、トップクリエイター学科に変更しました。学科選びの際は、ぜひ卒業後に自分が思い描く道につながるかを深く考えることをおすすめします。
Istituto Marangoni Milan校 ファッションデザインマスターコース進学/トップクリエイター学科 卒/2023年卒/私服校の高校に進んだことでファッションへの興味が高まり、上田安子服飾専門学校へ進学。トップクリエイター学科を卒業後、同校の特待生として提携校であるIstituto Marangoni Milan校へ留学。現在、イタリア・ミラノでファッションデザインを学んでいる。授業では積極的に先生方にデザインやコンセプトに対する意見を聞くことを心掛けているという檜皮さん。今後はヨーロッパの地で学び経験したことを糧に、世界に通用する一流のファッションクリエイターとして羽ばたいていく。