ゲームを制作するときは、今私が関わっているサーバーエンジニアという快適なネットワークやデータベースなどの動作環境を担当する人や、ゲームプログラマーやCGデザイナーといったゲームそのものを開発する人などさまざまな役割の人が連携しています。そういった プロジェクトに参加する過程で、ゲームがどんどん形になっていく様子を間近で見られることが今の一番のやりがいです。ひとりで黙々と遊ぶゲームだけでなく、みんなで 遊ぶオンラインゲームが増えているなか、どうしたらユーザーがより快適に便利に参加できるかを考えながら、ゲームの楽しさを損なわないようにサーバーなどの環境を整えることに魅力を感じています。
大学を辞めたとき、 ゲームに携わる仕事がしたいと思い、アーツカレッジヨコハマのオープンキャンパスに参加しました。その時に「ゲーム開発の仕事もあれば、ネットワークやデータベースなど動作環境を整えるサーバーエンジニアという仕事もある」ことを知り情報処理学科に入学しました。 この学校は自分から動けば応えてくれる先生ばかりで、情報処理学科の先生はもちろん、ゲームクリエイター学科の先生も自分の作品を見てくださいました。ゲーム業界を目指すのに情報処理学科では遠回りになるかなと思いましたが、学校で学んだサーバーの知識を活かしてサーバーエンジニアという仕事に就くという意味では最良で最短のルートだったと思います。
個人的な趣味の活動になりますが、学校や会社で学んだ知識や経験を活かして、そろそろ自分のゲームを作ることに本腰を入れたいと思っています。最近は作ったゲームを発信する手段はたくさんありますから、私の作ったゲームをたくさんの人に 遊んで もらい、誰かひとりでもいいから「おもしろかった」と思ってもらえるようになることが当面の目標です。これからもっとたくさんのプロジェクトに参加して経験を積んでいくことで、数年以内にはリーダーとして企画からリリースまでの全ての工程に携わってゲームを作っていきたいと考えています。
株式会社ランド・ホー/情報処理学科/2021年/父がゲーム好きだったこともあり幼い頃からゲームに触れる機会が多かったため、漠然とゲームに関わる仕事に就きたいと思っていた。 CAD などの スキルを身につければ ゲームに携われるかもしれないと、大学の建築学科に進学。しかしやはり自分の想像とは違っていたため、大学を中退。 ゲームに携わるには、ゲームそのものの開発のほかにも動作環境を整える仕事があることを知り、アーツカレッジヨコハマ情報処理学科に入学を決めた。 現在はゲームの開発をする会社でサーバーエンジニアとして働いている。