ゲームの企画・開発やアプリ開発、動画など幅広く行う制作会社で、Webデザイナーとして働いています。企業様の新規サイトや、特設サイトをはじめとするランディングページの制作を担当。本格的なコーディングや会社訪問してクライアントと打ち合わせをするなど、仕事の範囲が少しずつ広がってきました。入社1年目は、新型コロナウイルス感染症の影響で在宅勤務だったので、感慨深いです。先輩からは1年目とは異なる観点で褒められる一方で、指示される内容が濃くなってきました。全体的に自分のレベルが上がったと思えるのが嬉しいです。大きな案件の制作が終わったときの達成感も味わい、1年目とは違った仕事の楽しさを実感しています。
今の会社を選んだのは、専門学生のころ半年間、インターンを経験したことがきっかけです。日本デザイナー学院で行った就職ガイダンスの参加企業で、仕事内容に興味を持ち、自らインターンを志望しました。インターンシップでは、画像の書き出し作業などWeb制作の現場を経験。会社の雰囲気や幅広い業務を知り、コンテンツ制作の技術やスキルを身につけたいと思い、入社を決めました。実は、生涯を通じてイラストを描いていくのが目標です。ゆくゆくは、自分のホームページや映像制作などもすべてひとりでできる、マルチクリエイターになる夢があります。自分の武器を増やすために、この会社で多様な経験を積んでいきたいです。
日本デザイナー学院では卒業後も関係が続く友人と出会えたことが一番の収穫です。クリエイターをめざす学生が集まる環境だったので、他の学科の学生も含め、積極的に友だちづくりをしました。やがて、皆で何かできたらという気持ちが芽生え、卒業後、3人のクリエイターによる展示会「case Rabbit」を裏原宿で開催。コンセプトは3人でひとつの絵本を作るです。僕は作画を担当、1人がストーリー作成と空間演出を、もう1人はグラフィック面と全体のサポート。インテリアデザイン科卒業の友人もメンバーにいて、それぞれの知識を持ち寄って挑戦したら、全員レベルアップを実感!刺激し合える友人とのつながりはとても大事だと思います。
僕は、「自分がこうしたい」と思う経験をしてきました。決断に迷っても、それをしなかったときに後悔はしたくない。なので、迷ったときはやる!という選択です。だからといって、なんでもかんでも突っ走るわけではなく、時間を置いて決めることもあります。デザインに興味を持ったならば、勉強して将来どうなるかを考えてみること。デザイナーとして活躍するイメージを持てたら、ぜひチャレンジしてください。就職は、同級生の中で誰よりも早く活動していたと思います。当時のポートフォリオは大した作品ではなかったですが、迷わず動いていました。どんなことでも、自分のモチベーションを上げる選択をするよう心がけてみてください。
株式会社TIAM勤務/グラフィックデザイン科 卒/2020年卒/物心ついたときからずっと絵を描き続けてきた堀内さん。日本デザイナー学院を知ったのは高校での進学ガイダンスだという。クリエイターとしてマルチなスキルを身につけるために敢えてグラフィックデザイン科に入学したそうだ。「クリエイターとしてもっと経験を積んだら、ギャラリーとアトリエを作り、若い世代に還元する。仲間のクリエイターも巻き込んで、皆で刺激し合う環境にしたい」と将来の夢が膨らむ。「依頼を受けてではなく、自分が描きたい絵を描いて発表したい。ファンがついて、やっと原画を買えた!と言ってもらえるクリエイターが目標です」。