現在は、主にディレクターとして案件の統括を行っています。クライアント様の求めるクオリティ以上になるにはどうすべきなのか、制作指針の決定、データのチェックなどが主な仕事となります。クオリティ基準の選定の際には実際にモデル制作の業務も行っています。仕事のやりがいや魅力は、携わったタイトルが実際に店頭に並んでいるのを見たり、テレビでCMが流れているのを見たときには喜びを感じます。また、学生時代から好きだったタイトルに携わることが出来たときは、この業界に入ることが出来て本当に良かったと思いました。
子どものころから映画やゲームが好きだったこともあり、漠然とそういった業界に進みたいと考えていました。大学では情報系の学部に所属していたためプログラミングも学んでいましたが、ゼミで触れた3DCGの楽しさと可能性に心を惹かれて仕事としてCGに携わりたいと思うようになりました。福岡テックを選んだ理由としては、現役生ではない分、就職の面はシビアに見ていました。そのため、企業プロジェクトなど、より実践的な内容も学べるのではないかと思い福岡テックを選びました。
この業界で活躍するためには、就職してからも学ぶ姿勢を忘れずにアンテナを張ることが大切だと思います。また、制作ソフトや技術は日進月歩なので、既存のやり方に固執せず柔軟性を持つことも必要だと感じます。仕事中は大変なこともあります。中々OKをいただけなかったり、スケジュールとの勝負があったり・・・。ただ自分が作ったものが形になり、様々なメディアで公開され、喜んでいる人がいるのを直接感じられるのは代えがたい経験だと思います。それに、業界を目指すきっかけとなった作品のシリーズに携わることも出来るかもしれません。夢や憧れだけで終わらずに一緒の業界で働けることをお待ちしております!
株式会社 D・A・G勤務/ゲームワールド 卒/長崎総合科学大学大学院卒業。福岡テック卒業後、株式会社D・A・Gに入社。「妖怪ウォッチ4 ぼくらは同じ空を見上げている」の一部妖怪モデルのディレクション等を担当。