部活動や体育祭・文化祭で、チームで取組んだ経験がありますか?実はそこで学んだことが、「地域創生」の基礎です。私は、成果を引き出し、目標達成をめざすスキルを磨く教育方法を研究・実践しています。例えば、地域の課題解決プロジェクトの企画から実施まで、学生主体で取り組むプロジェクトと理論科目があります。コミュニケーション能力やリーダーシップも実践的に学びます。こうした教育体系が評価され、2023年に日本プロジェクトマネジメント協会から優秀研究活動賞をいただきました。私も担当教員として、学生の成長をみてとても嬉しく思います。卒業生からは「大学で学んだ プロジェクトマネジメントが、大いに役立っている」という声がよく届きます。あなたも地域創生学科で学び、地域の未来とウェルビーイング向上に貢献しましょう。
「体験学習メソッド(人間関係トレーニング)」を活用し楽しみながらアクティブに学べる専門科目を複数開講しています。ゼミでは東日本大震災の被災者ニーズに合わせた活動を8年続け、最近では地方自治体の施策に関わり、地域調査やイベントの企画運営に携わっています。船木先生は「私たちは人間関係の勉強をしていません。本を読んで理解したつもりでも、やはり身につけるのが難しい。失敗も含めて、すべてが貴重な経験になるとゼミ生が話しています。だから「体験から学ぶ」ことを大切にしています」と熱意を伝えてくれました。
生成AIの時代到来でも、人の役割は残ります。人を活かし、プロジェクトの計画・確認・改善への貢献や部活動のマネージャー経験も大切。あなたの経験を活かせるのが地域創生学科のプロジェクトマネジメント教育です。
士幌町役場にて地域福祉・財政などに携わった後、東北福祉大学大学院総合福祉学研究科修了。キャリアコンサルタント、社会福祉士の資格をもち、同校のコミュニケーション、人材育成、キャリア開発、キャリア教育等に携わる。著書は『人間関係づくりとコミュニケーション-自己理解から他者理解と相互理解へ-』(編著2019金子書房)、『Off-JTに活用する人間関係づくりトレーニング』(単著2017金子書房)がある。