学生たちを指導するうえで、私が一番大切にしていることは美容師としての技術はもちろんですが、接客に関する礼儀や挨拶、心の教育です。いくら技術が優れていても接客の基本ができていないとお客様は付いてきてくれません。それではただの技術屋。私自身、就職してすぐに仕事に対する考え方や価値観が180度変わりました。特に、挨拶や話し方、気配りなど、人と接するために必要なことがどれほど大事なのか、ということを痛感してきました。当たり前のことを当たり前にできないのは大きなデメリット。逆に、当たり前のことがきちんとできていれば、お客様や先輩方からも可愛がっていただけます。私が注力しているのは、人との繋がりを作るための礼儀やマナー、気配り、心配りができる美容師を育てる指導です。
実習ではヘアメイクを担当している大堀先生。学生たちが社会に出てからのことを考えて指導している。初めて習うことは細かく丁寧に指導するが、その後はどうしたらうまく作品を作ることができるのか、自分で考え、努力する力が付くような指導を心がけているという。「なんでも質問に答えていると、聞けば教えてもらえると思い、自分で考える力が付きません。学生の間は良いかもしれませんが、社会に出てから苦労してしまうので、今のうちから考え、努力できるよう、ある程度見てからアドバイスするようにしています」と話してくれた。
美容師、理容師、エステティシャンになって活躍したいなど、夢の実現に向かって進みたいと考えている人はぜひKOZUへ。教員一同、みなさんの夢の実現のために精一杯お手伝いさせていただきます!
専門:カット、ヘアメイク、サロンワーク ほか
高津理容美容専門学校を卒業後、大阪のサロンでスタイリストとして活躍。スタイリストとして経験したことを学生たちに還元したいと考え、教員としてKOZUへ。「美容業界を経験してきた先輩として、失敗を含めて自身が経験してきたことをもとに、現場感を大事にしたアドバイスを心がけています」と話してくれました。