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  • 佐々木 啓子先生(ファッションデザイナー)

大阪府認可/専修学校/大阪

オオサカブンカフクソウガクイン

こんな先生・教授から学べます

伝統的技術を守り、オートクチュールを次世代へつなぐ先生

ファッションデザイナー
ファッション・クリエイター学科(昼・3年制) 
佐々木 啓子先生
先生の取組み内容

「皆が持っているモノ、流行のモノ」と「誰も持っていない貴重なモノ、個性的なモノ」、この矛盾する二つの価値観が存在しているのが、現在の日本におけるファッション意識だと思います。ファッション業界でもデジタル化が進み、業務の効率化、生産性の向上が謳われていますが、最高級の完成度を目指し、職人的技術と知識を用いて、創造性と伝統が融合された個のために作られるオートクチュールの手法は、次世代へ繋いでいく必要があると考えています。しかし日本では、伝統技術など高い技術が衰退し、後継者問題、職人不足に直面しています。こういった社会現象に歯止めをかけ、文化を守っていかなければなりません。もの作りの本質的な部分を絶やさずに次世代につなげていくのが、本学院の「オートクチュール&舞台衣装コース」であると考えています。

人の手が作り上げるものを絶やさずに次世代につなげていく事が私の役目だと思っています

授業・ゼミの雰囲気

ドレスや舞台衣装はもちろん、アパレル業界においても大いに役立つ伝統的なオートクチュールの技法を学ぶ

顧客に対し最高級の服を提供するためには、デザイン、パターン、素材の選定、縫製に高い技術力が求められます。佐々木先生の授業では、オートクチュールの技法、素材、装飾を学び、高品質な服づくりをめざしています。ハンドワークの作業を積み重ね、3年次には、現役のドレスデザイナーの方に特別講師として入っていただき、アトリエ見学やドレスの構造・トレンド・アクセサリー制作などについて学びます。今まで学んできた技法や手法を取り入れ、最終的にはオートクチュールのドレスを1着仕上げていくのだそう。

デザイン・パターン・縫製・生地・資材の全ての知識を習得し、様々なモノづくりに携わっていってほしい

キミへのメッセージ

自分の技術を向上させ、世界での活躍をめざしてみてください

経験や知識がなくてもまなびの中で経験を積めば、自分がイメージするものを作れるようになります。自分の思うものを形にするのは楽しく夢があることなので、是非ファッションを通して、もの作りをしてみてください。

保有している国家資格キャリアコンサルタントを進路指導に活かしている佐々木先生

佐々木 啓子先生

専門/オートクチュール・サンプルメーキング・アパレル商品演習
専門学校卒業後、下着デザイン、百貨店VMD職を経て、大阪文化服装学院の教員に従事。主に、1950~60年代の百貨店に設けられたオートクチュールサロンのパターンと縫製技術を研究。現在の授業の根源となっている。「もの作りがしたいという気持ちがあれば、必ず作れるようになります。万全なサポート体制があるので安心して学びに来てください。」と語ってくれた。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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