携帯電話や家電製品から、通信、インターネットなどのインフラシステムまで、今や生活を支える大部分のモノがコンピューターによって作動していると言っても過言ではありません。それらに「命」を吹き込むのがプログラマーの役割と言ってもいいでしょう。モノを効率よく動かすために様々な「コマンド(命令)」をプログラミングし、ソフトウェアを開発します。最近では、ともすると進化の著しいPCやネットワークに人間の方が使われてしまっている感がありますが、あくまでも主役は人間。一番最初に命令を下す立場にいるプログラマーは、そのことを最も自覚していなければなりません。IT技術のスペシャリストは慢性的に人材不足です。これからも活躍の場はたくさんあります。モノに“命”を、そして未来のIT業界に“新風”を吹き込んでください。
プログラミングの基礎である「C言語」から学んでいきます。ゲームや電化製品の制御から業務用のプログラムにいたるまで、幅広くC言語が使われているためです。その後はJavaなどのオブジェクト指向型言語も習得していきます。自ら「試行錯誤」してプログラムを作り、良いプログラムを「模倣」することで参考にし、最後により複雑なプログラム作成に「応用」していくと言う、3段階を経ることで技術を身につけていきます。「ゲームプログラムなど楽しみながら学べるカリキュラムも多数用意していますので、一度見学にいらしてください」。
国家資格の取得や実践的技術の習得など、まずは自分自身でしっかりと目標を立て、常に好奇心を持って諦めず継続してください。携帯やPC、ネットワークが好きな方なら素質は十分!お会いする日を楽しみにしてます。
専門:ソフトウェア開発、ネットワーク技術
略歴:東京理科大学工学部経営工学科卒業後、社会人経験を経て、現在、東京電子専門学校 情報学部 専任講師。情報処理科システム開発コースでプログラミング言語などを担当するとともに、高度情報システム科でCCAI(シスコ認定アカデミー・インストラクタ)としても教壇に立つ。