
私が研究しているのは、企業活動や社会のさまざまな経済活動を「会計」という共通の言語でどのように適切に測定し、その価値を表現できるのかというテーマです。会計学は単なる計算や記録の技術ではなく、企業活動や資源の流れを明らかにし、人々の意思決定を支える役割を持つ学問です。この分野に関心を持ったきっかけは、地元・山形の商業高校で簿記を学び、貸借が一致する仕組みの論理的な面白さに触れたことでした。その後、大学院で研究を深めるとともに税理士法人で実務も経験し、会計理論が現実の経済活動を支える重要な役割を担っていることを実感しました。現在は、そうした経験を踏まえながら、会計が情報の偏りを減らし社会の信頼を支える仕組みを研究しています。

ゲームの中で会社の経営者になりきり、商品の売り買いから決算書の作成まで、お金の流れを体験。
「深く考えること」と「実際に体験すること」の両方を大切にしています。理論を学ぶ際は、学生が担当を決めてテーマを整理したレジュメを作成しゼミで発表します。その内容をもとに「なぜこのルールがあるのか」といった疑問について、全員で意見を出し合いながら議論し、理解を深めていきます。また夏季合宿ではボードゲームを使い、会社経営を疑似体験しながら会計の仕組みを学びます。商品の売買から決算書の作成まで、お金の流れを体験することで、授業で学んだ理論が実際の経営判断とどう結びつくのかを実感できます。

学生が主役となり、自分たちの頭で「答え」を探すプロセスを大切にしています。
会計学は、社会の動きを読み解くための心強い道具です。この視点を持つだけで、いつものニュースや買い物の見え方も変わります。身近な出来事を、自分なりの興味からのぞいてみてください。
地元山形の商業高校卒業後、国学院大学経済学部へ進学。高校の授業で簿記に出会い、簿記の貸借合計が一致することに感動。高校在学中に日商簿記検定2級に合格し会計の道を志す。大学学部時は、管理会計のゼミに所属し研究を行った。大学院では税法及び税務会計の研究。その後、都内資産税特化型の税理士法人にて実務を経験。会計学について横断的に触れ、現在に至る。
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