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中部大学

チャンバラ映画に映る“その時代の日本”を読み解く!
小川 順子 教授 画像
小川 順子 教授
人文学部
メディア情報社会学科
研究のきっかけ

研究のきっかけ

「推し活」が
研究の扉を開く!

小川先生の研究のはじまりは、大学時代のとき。当時の時代劇スター・市川雷蔵主演の映画がきっかけでした。その作品自体は現代劇でしたが、役者・市川雷蔵に心を奪われた小川先生は、時代劇をはじめとした出演作を見漁るようになります。そして興味は時代劇へ。なかでも、強くひかれたのが「チャンバラ(殺陣)」でした。その表現の面白さに夢中になり、気付けばチャンバラ研究の道へ—。まさに、「推し活」が研究へとつながったのです。

研究内容

研究内容

チャンバラの演出は、
当時の美意識や価値観を映す鏡

「チャンバラ」とひと言でいっても、その表現は時代によって異なります。かつては勧善懲悪の爽快アクションでしたが、その後は血しぶきが上がるリアル志向へ—。演出が変わるとき、そこには必ず当時の社会が映り込んでいます。小川先生は、チャンバラ映画に登場する殺陣の演出、斬られ役の動き、衣装、セット、背景の街並みまで細かく観察し、それらを“時代を映す資料”として読み解いています。俳優がどう倒れるのか、斬られ役がどう映り込もうと工夫したのか。その一つひとつが、その時代の美意識、娯楽の傾向を物語っています。映画制作者の意図を超えて、作品には“時代の痕跡”が必ず残る—。小川先生はそれらを丁寧に拾い上げ、日本文化の変化を解き明かしているのです。

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研究を未来へ

過去の映画は、
“文化を読む教科書”

チャンバラ映画の研究は、日本の価値観の移り変わりを知るための強力な手がかりになります。作品に散りばめられた文化的要素を読み解くことで、時代ごとの美意識、社会のムード、人々が求めた“物語”が鮮明に浮かび上がります。これは、日本文化の研究にとどまらず、映像制作、演出、ゲーム、デザインなど、創作に関わる人たちにとって「宝の山」。昔の映画を掘り起こすことで、新しい作品づくりや文化理解が進む—。そんな未来につながる研究なのです。

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その他の研究プロジェクト

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