
近年では共働き家庭の増加や核家族化により、需要が高まっている子育て支援。また発達支援や、外国にルーツのある子育て世帯への支援などのニーズも高まっていることから、幼児教育の場に求められる知識やスキルも拡大している。この授業では、地域の子育て支援センターでの研修をメインに行い、多様な子どもや保護者と交流。各施設を利用する親子や子育て支援員から話を聞いたり、支援現場で多くの経験をしたりする中で、子どもと保護者との関わりについて学び、子育て支援のあるべき姿にについて考える。また研修で感じた疑問やつまずきなどは、長年保護者支援・発達支援を行ってきた担当教員が直接指導。子どもと保護者を取り巻く現状についても理解を深めながら、保育者としての実践力を高めていく。

理論を学んだ学生が演習で経験を重ね、継続して子育て支援の学びを深めていけるカリキュラムとなっている
授業は、キャンパス内にある子育て支援施設「アンネローゼ」のほか、日立市やひたちなか市の施設が実施する子育て支援活動に参加する演習科目。「アンネローゼ」には主に地域の未就学児とその保護者が集まり、さまざまな子育て講座も開講されている。保護者が講座に参加している間に子どもを預かったり、学外施設で実施される親子の遊びに加わったりしながら、これまでに学んだ理論を実践することで理解度もアップ。同時に保育士をサポートしながら保育補助を行う「子育て支援員」の職務内容についても把握することができる。

保護者との関わりが少ない学生にとって、「アンネローゼ」での保護者との交流は、貴重な学びの場となる
この授業の面白さを実感しやすいのは、社会的課題に興味があり、その解決策に向き合おうと思える人や、その解決策を当事者との対話によって導き出そうとすることができる、積極的に他者と関わろうとする人です。

実習前に目的を明確にし、指導案作成などを指導。実習後は振り返りとレポート制作で課題発見につなげている
3年次から開講。カウンセラーや相談員の経験を持つ教員による授業。学内で講義を受講後、地域の支援現場で研修を実践し、最後に研修についての発表を行う。本授業を修了後、4年次にはさらに高度な発達支援や、保護者支援の現場で研修を行う「地域発達支援実践演習」を受講できる。地域に根ざした専門性の高い現場での授業(研修)を、2年間行うことで確かな知識と技術が身につき、卒業後の自信にもつながる。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。



