学習院大学 理学部 数学科
- 定員数:
- 60人
数学世界の奥深い魅力を探究しながら、実社会で役立つ論理的な思考力と問題解決力を鍛える
学べる学問 |
|
---|---|
目指せる仕事 |
|
初年度納入金: | 2022年度納入金(参考) 168万5800円 |
---|
学習院大学 理学部 数学科の学科の特長
理学部 数学科の学ぶ内容
- アクティブな現代数学にふれ、高度な数学的センスを身につける
- 大学数学の基礎からじっくり学ぶことを通し、数学の奥深さの理解を目指します。数学は既に完成されたものではなく、代数学、幾何学、解析学が相互に影響を及ぼし合いながら、今もなお進歩・発展を続けるアクティブな学問。数学にふれ自ら手を動かし思考することで、知識を吸収し、問題解決能力や数学的センスを磨きます。
理学部 数学科のカリキュラム
- 論理的な思考力や数学に対する直観力を養い、「真の数学」を知る
- 1年次は、必須科目「微分積分」「線形代数」「集合と論理」「数学基礎セミナー」で、大学の数学の基礎を学びます。2年次は、より専門性の高い必須科目等も履修。3年次は、代数学、幾何学、解析学等、多方面にわたる専門科目群の中から選択し徹底的に学びます。4年次は研究室に所属、専門テーマを研究し年度末に発表します。
理学部 数学科の授業
- 「集合と論理」:現代数学の基本を学ぶ
- 「微分積分」及び「線形代数」と共に1年次の必修科目である「集合と論理」では、現代数学の基礎である集合の概念と、その骨格をなす論理的議論を学びます。内容は「数学の体系とその発展」「数学の記号と言葉」「数学の論理」「集合論入門」からなり、それらは2年次以降さらに高度な科目を学ぶための基盤となるものです。
理学部 数学科のゼミ
- 「数学特別研究」:紙と鉛筆と情熱だけで、世界の数学者と同じ土俵に立てる
- 中野伸教授のゼミでは、「数論」をテーマにしています。数論とは、数学の中でも「数」扱う特殊な分野で、数の性質を研究する分野です。数論は2000年の歴史をもち、まだ証明されていない事柄が多くあります。必要なのは紙と鉛筆、それに学び続けられる情熱と根気のみ。それだけで世界の数学者と同じ土俵に立てるのです。
理学部 数学科の研究テーマ
- 4年次は1年間自分のテーマを研究。卒業研究発表会で発表された、多種多様な研究テーマ
- 4年次の卒業研究では興味のある分野の研究室に所属し、教員の個別指導の下で1年間自分のテーマに取り組み、その成果を年度末の卒業研究発表会でプレゼンテーションします。研究テーマは「代数多様体論」「微分方程式・関数解析」「確率過程論」「計算機・数値解析」「楕円曲線と暗号」「有限群の表現」等、多種多様です。
理学部 数学科の学生
- 「1+0=1」も証明できる。その魅力を次世代へ(1年生、Mさん)
- 数学の教員を目指し本学科を志望。「微分積分」の授業では、公式や感覚で解いたものを一から証明することで今まで知らなかった仕組みを理解。「1+0=1」という当たり前の数式すらも公理を用いて証明した経験によって、より数学の面白さを実感しました。将来は、生徒達に数学の楽しさを伝えられる先生になりたいです。
学習院大学 理学部 数学科の学べる学問
学習院大学 理学部 数学科の目指せる仕事
学習院大学 理学部 数学科の資格
理学部 数学科の取得できる資格
- 中学校教諭免許状【数学】<国> (一種) 、
- 高等学校教諭免許状【数学】<国> (一種) 、
- 学芸員<国> 、
- 司書<国> (※)
※学習院女子大学で開設されている図書館司書資格に関する単位を科目等履修生として修得する必要があります。
学習院大学 理学部 数学科の就職率・卒業後の進路
理学部 数学科の就職率/内定率 98 %
( 就職内定者数51名 )
理学部 数学科の主な就職先/内定先
- アウトソーシングテクノロジー、キヤノンITソリューションズ、りそなホールディングス、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構、財務省、全国農業(協組連)、タカミヤ、千葉県教育委員会、中央労働金庫、東京電力ホールディングス、東京都教育委員会、日本大学、日本マスタートラスト信託銀行、東日本電信電話、みずほ情報総研、三井住友海上火災保険、明徳学園、安田学園教育会、横浜市教育委員会、リソー教育
ほか
※ 2021年3月卒業生実績
学習院大学 理学部 数学科の問い合わせ先・所在地・アクセス
〒171-8588 東京都豊島区目白1-5-1
03-5992-1008(学長室広報センター)