
私は「経営科学」という分野を専門としています。「経営」と聞くと会社の経営を思い浮かべるかもしれませんが、本質は人間が難しい問題に直面したときに、より良い解決策を見つけ出すための「問題解決の科学」です。答えを導き出す筋道そのものを解明・研究する学問で、とても奥深い分野だと感じています。
2027年4月からは新設予定の「情報理工学科 ジオインフォマティクス研究室」所属となります。地理情報と情報学を組み合わせる新しい分野です。例えば「この施設はどこに置いたらいいのか」「救急車をどこに設置するのがいいのか」などの課題を地理情報から導き出していきます。データを集めて分析すると見えることがたくさんある。そんな楽しさを学生のみなさんにも味わってもらいたいと考えています。

多種多様な選択肢から人間が自らの力で最適な判断を下すための方法を追究します。
数式を使った理論中心の講義ではなく、コンピュータを使った実践的な計算を体験してもらいます。計算式を組み立てる部分までを自分で考え、実際の計算処理はツールに任せて答えを出す訓練をしています。表計算ソフトやプログラムを駆使してインターネット(クラウド)上でプログラムを動かすスキルは、これからの社会で大きな武器になります。自分の手を動かし、試行錯誤する中で「こういうことなのか」と気づくプロセスを大切にしています。

「AIが出した答えにそのまま頼るのではなく、情報の真偽を自分の頭で見極めるのが大事」と語る向原教授
将来的に多くの仕事がAIに置き換わっていく中で、最後は「人と人とのコミュニケーションや繋がり」が人間ならではの重要な価値になります。コツコツと努力して身につけた学びは決して裏切りません!

48歳からフルマラソンに挑戦。2026年8月に開催された北海道マラソンで完走25回目となりました!
経営科学、経営情報、地理情報システム(GIS)が専門。北海道大学大学院経済学研究科を修了後、総合化学メーカーでの実務経験を経て大学の研究・教育の道へ。2027年4月新設予定の「情報理工学科」に所属し、ビジネス・建設・防災・農業を地理空間情報とアプリ開発で最適化する研究を進める。趣味はマラソン。「走った距離は裏切らない」という自身の経験を通じて、日々の地道な努力の大切さを学生たちに伝えている。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。



