
スケールの大きな視点で社会に貢献できる仕事です
私たちの任務は、地域企業への支援からエネルギーの安定供給を支える環境整備まで多岐にわたります。現在は、次世代エネルギーである洋上風力発電や水素エネルギーの普及に注力しています。壮大なプロジェクトであるため、風車を設置するまでは数え切れないほどの調整が必要となり、完成までには、数十年を要します。長い道のりだからこそ、地域の方々や関係者と対話を重ね、目指す未来が形になった瞬間の喜びは格別です。また、これまでの経験を活かし、行政ならではの「公平性」を意識しながら関係各所と連携し、業務を進める面白さもあります。自分の仕事が北海道の元気を支え、日本の未来へとつながっていく。その手応えが大きな誇りです。
学生時代に特に印象に残っているのは、ゼミのメンバーと参加したリーグ戦形式の経済・経営史ディベート大会です。肯定と否定の両方の立場から考えることで、多角的に物事を見る力が身につきました。夜の10時から夜中まで、みんなで校内にある宿泊施設に泊まって練習試合をしたのは今でもよく覚えています。テーマによっては、相手側の立場が不利だと思うこともありましたが、相手に何を言われても反論できるように、背景知識をたくさん持ち論理を組み立てていきました。当時は勉強が大変に感じていましたが、社会人になった今では、物事を冷静に考えたり、頭の中を整理したりするうえで、すごく良い手法として役立っています。

どんな経験も仕事に活きる学びになる可能性があります
高校生のときは自分が将来何をやりたいか、大学選びも含めて全然イメージが湧いていませんでした。でも、この年齢になって本当に思うのは、「一生懸命やった先にしかわからないことがある」ということです。勉強でも仕事でも、最初は知らないから「つまらない」と思うだけで、一生懸命取り組んで背景知識がついてくると、点と点だったものが線でつながって、見える世界が変わって面白くなっていくんです。効率よくやろうとするよりも、まずは量をやってみることで、後からコツや質がついてくるもの。難しそうだなと思っても、少しでも面白そうだと感じたら、まずは恐れずに飛び込んで一生懸命やってみてほしいです。

自分を知り興味を広げることが成長につながります

経済産業省北海道経済産業局 資源エネルギー環境部 勤務/経済学部 経済学科 卒/2015年 卒/教員を目指し、教員免許取得に向けた教育実習や体育の副専攻にも取り組んでいたが、「社会のお金の流れを現場で学びたい」と地方銀行へ就職。融資や資産運用の基礎を磨いた後、IT企業の営業職や中学校教員などを経験した。民間企業と教育現場の双方を歩む中で、「より広い視点から社会や地域産業に貢献したい」という思いが強まり、現職へ。現在は資源エネルギー環境部の次世代エネルギー振興担当として、北海道の自然を活かした洋上風力発電の導入や水素エネルギーの普及に取り組む。これまでのキャリアを糧に、国と地域をつなぐ架け橋として活躍している。
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