
産業動物臨床学実習Bでは、「犬」「猫」「牛」「馬」「豚」など、精巧に作られた動物の“モデル”を使い、臨床獣医師にとって重要な5つの実習をおこないます。特に内視鏡は、伴侶動物や産業動物など、多くの動物の検査に必要不可欠なアイテムです。例えば、犬の胃のモデルを扱う実習では、内視鏡を操作しながら胃の中にある異物を鉗子を使って摘出するまでの体験が可能です。モデルのため、技術を習得するまで何度でも繰り返し挑戦できる点もメリットです。また、実習の場は2022年に完成したスキルラボ棟。臨床獣医師として必要な技術をスムーズに学べる環境です。

授業中の写真
生産動物の獣医臨床では、迅速な診断力と現場で安全かつ的確に判断できる実践力が必要不可欠です。産業動物臨床学実習Bでは、牛の扱い方から保定・検査に加えて、治療の準備や方法などの理解を深めるために、実践形式で診療技術の基礎を習得します。獣医師にとって重要な仕事の一つである「削蹄」。牛が健康的に生きるためには、蹄を整えて健全性を保たなければなりません。本実習では、削蹄の工程をモデルを使って体験的に学ぶことが可能です。実際に体を動かして理解を深め、楽しく学ぶ醍醐味もあります。

実際に使用されている道具で実践を重ねています
本学類は、産業動物の臨床と豊富な実習に強みがある環境です。現場に直結した課題解決力や実践力を学びを通じて磨き、自身の探求心や動物の命と向き合う気持ちを獣医師としての専門性へ昇華させることが可能です。

講師が授業を行う写真
産業動物臨床学実習Bで指導にあたるのは、伴侶動物内科学ユニットの大田 寛教授です。本実習は3~4年次で開講され、5年次に行う臨床実習で必要な技術を事前に学ぶ場となります。様々な動物のモデルを用いるため、納得いくまで何度でも繰り返し練習ができ、基礎がしっかり身につきます。このため、卒業後の現場でもスムーズに業務にあたることができます。
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